本の紹介68 *2016,5月に発行されたものです。最新版はお母さんタイムでお渡ししています。
緑が美しい季節になりました
ゴールデンウィークも終わり、勉強その他の活動に忙しくなってきたころだと思います。お休みの日に木陰で読書もいいものです。大人も子供も癒されることでしょう。
*この1ヶ月に読んだ本の中から数冊紹介します。
<絵本>
ながいながいみち フランク・ビバ作 アサダワタル・まきおはるき訳 バナナブックス(2016,1)
表紙から裏表紙までずっと道がつながっています。そこを自転車が走り抜けます。
ボタンちゃん 小川洋子作 岡田千晶絵 PHP研究所(2015,11)
ブラウスの一番上にとまっているボタンちゃん。ある日糸が切れて床に転がってしまいます。
ねこのピートはじめてのがっこう エリック・リトウィン作 ジェームス・ディーン絵 大友剛訳 長谷川義史文字画
ひさかたチャイルド(2016,1)
ピートは今日から学校。うれしくてたまりません。ピートが歌った歌の楽譜もついています。
ともだち 谷川俊太郎文 和田誠絵 玉川大学出版部(2002,11)
ともだちって?ともだちなら?…。友達がいるっていいなと思う絵本です。大きな子供にもぜ
ひ読んでほしい本です。
キツネのフーくんと風の郵便屋さん 葉山祥鼎作 葉祥明絵 グッドブックス(2015,10)
フーくんは大好きな丘から、風の郵便屋さんに海へ連れて行ってもらいます。葉山さんと葉さ
ん兄弟のふるさと阿蘇と有明海の自然がモデルとなった絵本です。
しっぽのクレヨン こやま峰子詩 城野由美子銅版画 朔北社(2003,2)
生き物を題材にした詩集です。中学年以上にお勧めします。
Ⅿessageヒロシマ・ナガサキそしてフクシマからあなたに届けます
あおむしグループ・北部ゆりの会作 梨の木舎(2015,8)
平和への願いを込めて作られた、広島と長崎の布絵本を1冊の本にしたものです。高学年以上
鳥たちは空を飛ぶ 目黒実文 新井良二絵 アリエスブックス(2015,8)
鳥が空を飛ぶようになったのはなぜ?神秘的なお話しです。大人の絵本です。(中学生以上)
<高校生~>
小さいおうち 中島京子 文藝春秋(2010,5)
タキが女中奉公していた赤い三角屋根での出来事や思いを回想する形で書かれた小説です。
319ページ
<大人向け>
メディアにむしばまれる子どもたち 田澤雄作 教文館(2015,9)
映像メディア・進学競争教育・過度なスポーツ(部活など)の危険性と事例が紹介されています。著者は実際に子どもたちを見ている小児科医。大人の皆さんに読んでほしい本です。200ページ
子ども部屋のアリス ルイス・キャロル作 ジョン・テニエル絵 安井泉訳・解説 七つ森書館(2015,7)
親が小さい子どもに話してあげるために作られた本です。キャロルがこの作品に託した思いは解説をお読みください。126ページ
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