日々の思いを綴ってみました。不適切な表現などご了承下さい。
「ゲーム、スマホは上手にならないように短時間だけ!上手になるとハマる!」
NO471 11月15日
「どうでもいい。」「死にたい。」・・・悲しい出来事です。
日本の若者は自己肯定感が低い?
日本を含めた7カ国の満13~29歳の若者を対象とした意識調査(内閣府HP)
《自分自身に満足している》
アメリカ86% イギリス83%・・・日本45%(最下位)
《自分には長所がある》
アメリカ93% ドイツ92%・・・日本68%(最下位)
《つまらない・やる気がでない》
日本77%(トップ) 韓国64% ・・・ フランス44%
これが日本の若者の現実です!
自己肯定感って?
簡単に言えば、自分に自信がある!ということ。
生きる力でもあります。(困難を乗り越える力)
「やれば、できる。」「がんばれる。」と思うから
やる気になります。
「どうせ、無理やし。」「できんし」「自分はダメな人間だ。」
と思っていれば、やりません。
自分の好きなこと(できること)しかやらなくなります。
ゲーム、ネット、ライン・・・
子育てで大切なことは
子供たちの自己肯定感を高めることです。
がんばれる子に!
わかれば、難しいことではありません。
チャンスはゴロゴロあります。
毎日の宿題、家庭学習もそうです。
宿題をやったら、その頑張りを見てほめるだけです。
「どれどれ、上手にできたね。」「早くできたね。」
「字がきれいになったね。」・・・・
音読の宿題も
聞いてあげれば、どんどん上手になります。
頑張っているところを見てあげる。
頑張ったことを見てあげる。
これが寄り添いです。
それだけで自己肯定感が育っていきます。
NO470 8月22日
もっと勉強させて下さい!
学力格差が広がっています。
夏休みも終わりです。
宿題は終わりましたか?
もし、まだ学習の宿題が終わってなければ
深刻です。
なぜ終わっていないのか?
イヤだから?面倒だから?忙しい?
やらなければいけないことから逃げているのです。
こんな人間になっている!
と危機感を持って下さい。
これは小学生も中学生も同じです。
さらに危険なのは
依存性がある子たちです。
ゲーム、スマホ、動画・・・
いつでも逃げられる大きな道がついています。
ある子は
小学1年から長年、その逃げる道を拡張し続けてきました。
中学になれば
立派な逃げ道がスコーンっと開通しています。
立派な逃げ道があれば
一生その道(逃げ道)を使い続けます。
大人になればもっと深刻です。
アルコール、ギャンブル、薬・・・・
依存症という病気です。
今の時代、与えればハマります。
だから、親がしっかり勉強させなくてはいけないのです。
今日は午前にポピーのお届けと学習会。
それから夕方まで、ポピーのお届けで
沢山の子供たちやお母さんと対話の機会がありました。
すてきな話も沢山お聞きできました。
小学生で「今、海外にホームスティに行っているの。」
なんと2軒のお宅でお聞きしました。
すばらしい経験をしていますね。
学校からや市町村からなどいろいろ今はあるようです。
「行ってみようかな・・・」という子供と
「行ってみれば」という親。
1週間で約10万円ほどですが
ゲーム機やゲームソフト、スマホ代と比べると
安いものです。
小学生の自由研究の話では
「食虫植物をテーマにしたら、すごくおもしろいの。」
というお話も伺いました。
2種類の食虫植物を準備していろいろ研究したそうです。
「不思議を楽しむ」子供と
「一緒に楽しむ」親。
これまた素敵なことです。
「本当に自然科学は不思議がいっぱいですよね。」
と言いながら将来は研究者?と思ってしまいました。
こういう話を聞いていると
「たかが勉強。勉強なんていつでもできる。」
「勉強よりもっともっと大切なことはたくさんある!」
だから
「勉強は効率的に短時間集中でやろう!」
だいぶん前に口癖のように言っていたことを
思い出しました。
残念ながら今は違います。
「好きなことばかりしていないで」
「少しでも勉強しなさい!」「勉強させて!」と叫んでいます。
さあ!2学期です。
頭と体の準備はOKですか?
学校がはじまってもボーッとしていることのないよう
生活を学校モードに変えていきましょう。
NO469 7月4日
お母さんが気づかないうちに
子供の学力は
大変なことになっていますよ!
お母さんが気づかないうちに
子供の学力は
大変なことになっていますよ!
中2の連立方程式の問題で
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A地から峠を越えて11KmはなれたB地まで行きます。
A地から峠までは時速3Km。峠からB地まで時速5Km
の速さで歩いて全体で3時間かかりました。
A地から峠まで、峠からB地までそれぞれの道のりは?
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さて、
子供たちは、どこでつまずくと思いますか?
なんと!
「峠」です。
(峠という言葉の意味がわからないのです)
「まず、問題を絵にしてごらん。」
「A地やろ・・・」
「峠ってなんや?」
なんと半数の子が「峠」がわかりません。
「峠なんてどーでもいい。問題に関係あるの?」
そう思うお母さんもいますね。
(「峠」がわからない時点でアウト!だと思いますが・・・)
そんな子はどんな絵を書くか
これじゃ、問題が解ける気がしませんね。
これが子供たちの頭の中です!
「峠」がわからないので
どんな話しかわからない。(途中がない)
さらに
「道のり」「速さ」「時間」の区別がない。
「道のり」はどうにかわかるけど「速さ」は??
「時間」はわかる?でも「時刻と時間は」???
さらに深刻なことは
単位の意識がない!
例えば
身長が155cmで体重が45Kgなら
155+45=200
200ってなんや?身重?
問題文を読んで
まったく整理できない。
まったくイメージできていない。
これが現実なんです。
本来のイメージはこんな感じです。(例)
最初は登りなので速さが遅い。下りは速い!
そこまで気がつけば最高です。
このイメージができれば
後はカンタンに図にできますね。
ここまでくれば
「道のり」で①式。
「時間」で②式ができますね。
このパターンで基本問題は解けます。
(中学生の方は参考にして下さい)
途中までの時間を「道のり」÷「速さ」で
文字式にするところが
「道のり、速さ、時間」の問題を
苦手にしていますが・・・
実は
小学6年で習っていますね。
小6の時に図や数直線を怠けて
「み・は・じ」の公式にたよるからいけません。
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多くの子供たちは
問題の意味がわからないから
困っているのです。
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イメージができない。
読み取れない。
こうなれば、すべての教科で苦労します。
教科書がわからない!
先生の話がわからない!
わからないから、音声解説をしてもらいに
塾?へ行くのです。
わからない文章がでてくれば
ここで思考はストップ!
またまた塾で音声解説してもらわないといけません。
ものごとは「段取り8割」と言います。
意味がわかれば8割、解けているのです。
塾へ行っても・・・
結果はわかりますね。
自分で勉強を進められないのですから。
「〇〇ちゃんが家から峠(山の上)を通ってお店にいたんだって・・」
中2の子にそんなことできますか?
(解決策はこれしかないのですが・・・)
「公園でお友だち5人と遊んでいたら2人帰ったんだって・・」
小1の子なら一緒に絵を描くこともできますね。
だから小学低学年が大切なのです。
そして
これができるのは家庭学習だけです。
NO468 6月27日
小学生も
算数は文章問題。
国語は読み取り(読解)問題が
できないと意味がない!
小学生も
算数は文章問題。
国語は読み取り(読解)問題が
できないと意味がない!
高校入試数学の問題で計算問題は
5、6問しかありません。
点数で10点程度です。
あとはすべて文章問題です。
文を読めないとアウト!です。
計算は
文章問題でたてた式を解くためで
①問題を読解し②整理し③数式にし④計算。
①②③がなくて④だけできても意味がありません。
国語の漢字も同じで
文を読み取り、作文(表現文)を書くために
漢字を練習しています。
日頃から練習していますか?
残念ながら
学校の宿題は計算と漢字が中心。
小学生の塾も漢字と計算。
それでも、きちんとできない子が多いのですが。
教材があっても
「文章問題は嫌い。」「やりたがらない。」
そんな声をよく聞きます。
やらないので、上手にはなりません。
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(中2数学の基礎問題です)
1枚50円のシールと80円のカードを合わせて
6枚買い360円支払いました。
シールとカードはそれぞれ何枚買ったでしょう。
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これ絵に描ける?
これではアウト!読み取れていない!です。
読んで、イメージがわけば
整理して数式ができます。
カンタンな問題だから絵や図は面倒だ!
いやいや、本当に描けるの?
この問題の
「製品Bの個数は、製品Aの個数の3倍より20個少ない」
のところです。(苦手な子が8割いますよ)
こんな問題を見れば
「意味わからん!」「無理。」と言います。(思考停止)
そう言う前に
何回も読んで、鉛筆を動かして、絵を書いてみれば!!
といっても
イメージする回路がなければ使えません。
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6-4=2ができればいい?
大切なことはイメージです。
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ポピー小1年算数のページです。
絵が多いでしょ!
①具体的にイメージするために「絵」からです。
②それを数ブロックに置き換えてイメージします。
(図や表、数直線のもとになります)
6-4=2 ができればいいのではありません!
「多いものから少ないものを引く」(ちがい)
イメージができることが大切なのです。
「こんなのカンタンだから・・・」へぇー
なぜ、中2のあの問題が出来ない子が多いのでしょう?
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幼児、低学年では
読み聞かせや読書が一番!
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文章を読んで、イメージする。
まさしく読書ですね。
そのイメージ訓練は「読み聞かせ」からです。
小4年なら小4年の本を読み、教科書も
小4向けの文章になっています。
でも、これも幼児からの階段を一段ずつ登って
小4の文章です。
これまで、怠けていたのなら
幼児向け絵本、小1向け、小2向け・・・
でも良いのです。
読む、イメージならマンガでもいいですね。
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ポピーで必ずやらせて下さい!
算数は文章問題。
国語は読み取り問題。
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読み取り、イメージ、絵に描く(図式化)
が大切だとわかりましたか。
小学ポピーには
計算を練習したら、
必ずその計算を使う文章問題が
あります。
時間がない時でも、必ず文章問題をやらせて下さい。
1問でもいいです。
そして「絵」や「図」「数直線」をかくようにしてください。
じっくり、ゆっくりできのは家庭だけです。
社会でも理科でもどんどん
イメージ力、整理力を育てて下さい。
(小6ポピー社会より)
「聖徳太子は天皇を助ける摂政となって蘇我氏と一緒に
天皇中心の国づくりをした」
の部分だけでも絵にするとこうなります。
(下手でもいいんです)
絵にするとおもしろいですよ!
どんな国づくり?
それが冠位十二階や十七条憲法なんですね。
図にしていくと流れがわかるんです。
中3の夏休みに社会の歴史を
読んで、図にした子は
社会だけでなくすべての教科の点数が上がり
冬には、ギリギリだった志望高校の
トップまでいき、学校長表彰までもらった子が
いました。
といわれます。
漢字じゃないんです。
読解力と表現力のことなんです。
「どうしたらいいの?」
カンタンです。慣れることです。
練習です。訓練です。
スキーに2回行った人と
50回行った人では違いますね。
技術は慣れてからです。
慣れるために
習慣や楽しい勉強、負担のない勉強
が大切なのです。
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