日々の思いを・・NO472~473

日々の思いを綴ってみました。不適切な表現などご了承下さい。

「ゲーム、スマホは上手にならないように短時間だけ!上手になるとハマる!」

NO474 6月19日

人にやらされるイヤイヤ回路が働き。
自分でやると →イケイケ回路が働く。
勉強は自分でやる!それが一番効率的な方法。

人にくすぐられると、防衛本能が働き体をくねらせたりします。
自分でくすぐっても、「イヤーン!」となりません。
脳って不思議ですね。
勉強も同じで宿題はイヤイヤで、早く終わることが目標です。
自分で決めた勉強は
「何をやるか」たとえば英単語を覚えるぞ!とか
計算ができるようになるぞ!歴史を覚えるぞ!・・・
心に決めてはじめます。
目標を持った勉強をやります。
(よし!やるぞ。プチ決意の訓練)
逆に、塾で「このプリントやってね」「単語テストやるよ」
と言われれば、その場を終わらせることが目標になります。

買い物で考えると
今日買う品物はスーパーまでは覚えている。
でも、2~3日後には覚えていません。
(とりあえず今覚えておけばいい回路)
これを忘れないようにするカンタンな方法は?
毎日同じものを買う!
(繰り返して行動する)
ということは
①塾へ行って②家で反復練習 がセットでないと
塾の効果はまったくないのです。
「行けばなんとかなる」は大間違い!なのです。

ポピーの中学会員さんの中には
「やらないから塾へ行く。」
逆に
「塾へ行っても効果がないからポピーをはじめる。」
正反対のように感じますが
自分で勉強しないことが共通しています。

だからポピーをはじめる方へは
必ず、勉強のやり方取り組む姿勢をお伝えます。
(子供たちと直接対話)
「勉強は自分でやる!それしか方法はないんだよ。」
「どうやればいいかと言うと・・・」
具体的に勉強のやり方のアドバイスをします。

そしてポピー教室の子供たちとは
毎回対話をしながら勉強へのモチベーションをあげる
ことを心がけています。
例えば
「なんでこんな勉強せんなん?」「必要ある?」
「歴史なんて役にたたんし。」
「外国なんて行かんし、英語せんでもいいやろ。」
よく子供たちとの対話であることです。
そんな時は・・・
「ピンポーン!大正解やな。」
「一部の人以外は大人になっても必要ないかもね。」
「英語なんて将来自動翻訳機がスマホについて
 全部日本語にしてくれるんじゃない。」
「スーパーはバーコードやから計算もいらんね。」
「勉強なんて必要ないかもね」

まず、思いを共有することです。
「あんたの言うことも一理ある!」
ここで、義務教育の意味やら、社会のシステムやら
将来不安を言ったところで通じません。

「そしたら、勉強しないで何をやるの?」

「うーん、ゲームかな。」

「それはいいね!天国生活や!」
「そしたら、高校なんて行かないでゲームすれば」
(もちろん相手を見て話をしています)
(本当にそうしそうな子には言いません)

「えっ?・・・。それはマズイやろ」
(子供たちが言います)
「親に叱られるし。」
「バカになると困るし。仕事もできんし。」

「あれ?最初と話が変わってきたね。」
・・・笑・・・

自分の頭の中を整理する!
その時間が今の子供たちに一番大切な時間です。

あれやれ!これやれ!それやれ!
勉強やれ!成績上げろ!がんばれ!
大人はウザイ!このウザイ世界からまず逃げよう!
そう考えるの自然です。

自分で勉強できる子に!
成績がよいだけではありません。
自分で決めて、自分で行動する!力です。
ゲームするか、やめるか?
ねるか、ねないか?
準備するか、しないか?
人生はプチ決断の連続です。
少しでもよい方を選んで行動できる人に
なってほしいと思います。

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幼児は
「できる」ことより「好きになる」こと。
小学生は
「できる」ことより「努力できる」こと。

「君たちはどう生きるか」
80年前に書かれた児童書が今漫画版になって
70万部突破のベストセラーだそうです。
お父さんを3年前に亡くした中学2年生、「コペル君」こと本田潤一君が、
日常生活で直面するさまざまな問題を通して、母方の叔父さんと、生き方
考えて成長して行く物語です。
叔父さんとコペル君の斜めの関係がいいね。・・・
斜めの関係とは?
同居している大人、親や祖父母は
子供を下から支えている関係。
親戚の叔父さん叔母さん年の離れたいとこ、知り合いの大人・・・
それが斜めから子育てを支える関係です。

今は、核家族が多くなりお父さんも出張が多く
お母さんも仕事となると
子供をお母さんが片手で支えていることになります。
お母さんの負担が大きくなっています。
だから、余裕がなく子供の話をじっくり聞いたり、考えてアドバイス
をするのでなく、直線的な言い方や結果を求めるようになります。

そこで大切なのは斜めの関係の人間です。
「親には言えない・・・」そんなことがいろいろあります。
ところが
今は斜めの関係の人間もいなくなっています。
習い事でかかわる大人がいても
ピアノの先生に「実はピアノが嫌いで練習もしたくない。」
とは言えませんね。
学校の先生や習いごとの先生は横の関係なのです。

となれば、誰が子供たちに生き方をアドバイスしてくれるのでしょう?
素敵な叔父さんをつくることはできません。

自分の子供を育てているのでなく
1人の将来ある人間を育てているのです。
自由気ままに何も考えないで過ごしている子供を見過ごすことは
できません。

結局
今、支えている人(お父さんやお母さん)が頑張るしかありません。
ある時は親として、ある時は人生の先輩として・・・
余裕のない中、さらに一人何役?もやらないといけません。

まず、今の親は大変なんだ!と覚悟して下さい。

そして10分よりそい!
子どもの話をじっくり聞く時間。
どう導いてあげれば良いのかを考え伝えて下さい。

勉強してほしいを直線的に言えば
「勉強しなさい!」
「ゲーム禁止にするよ!」
になります。
忙しいから言いたいことを先に言う?
でも、ちょっと考えれば・・・
勉強は「やれば、必ずできる。」という大原則があります。
「やればできる!」なら
やるようにすればよいのです。

幼児の時に
「見ることが好き」「やることが好き」「できると楽しい」
そんな感覚をつければ勝手にやる子になります。
小学生以降は
①やる ②〇つけ ③お直し ④再挑戦
③④ができることが学力だと思って下さい。

よくある例ですが
勉強しなくても成績が良い子がいます。
幼児期の刺激がよかったので、
見る力、聞く力、考える力があるので
学校の授業や自分の知識でクリアーできます。
しかし
勉強はだんだん難しくなります。
いずれ、反復しないとできなくなります。
その時に差がつくのが学力の有り無しです。
学力は学ぶ力=勉強する力です。

毎日お子さんは勉強していますか?
学力は育っていますか?
(自己管理能力と忍耐力)

「うちの子ゲームばっかりで勉強を嫌がる」
これは、ダメ人間になっているということです。
勉強以前の問題なんですよ!
他人がお家に行ってゲームをやめさせることは
できません。家庭内の問題なのです。

「〇〇はゲームが好きなんだ。どんなゲーム?」
「へぇーそれはハマるね。夜も遅くなるな。」
・・・・
斜めの関係の大人がいれば助かりますが
いなければ、親が一人二役するしかありません。
子供たちの話を聞いて、話し合う時間が必要です。

「君たちはどう生きる?」
とても大切なことを忘れていたように思います。
それを伝えることが大人としての本当の使命ですね。


NO472 1月30日
「今日、子どもは何回ほめられた?」
「きちんと(誰かと)話をした?」

子どもたちの生活は
・朝、起きて・・・「早くしてよ!」
・学校へ行って・・・「ちゃんと聞きなさい!」
・学校が終わって
・学童または帰宅(習い事やスポーツ)
 ・・・「早くやることやってね!」
・就寝

「学校以外でほめることありました?」
学校では先生にほめられていますか?
習い事やスポーツで指導者にほめられていますか?

一度もほめられていないかもしれません。
2日間では?3日間では?1週間では?

「きちんと話をする時間ありましたか?」

それもないかもしれません。

毎日、ほめられることもなく。
きちんと話すこともなく。
言われるがままに行動しているとしたら・・・

「人の話を聞こう!」「自分で意見を言おう!」
「自分で考えて行動しよう!」
なんてできないですね。

ほめられなければ、がんばる気持ちも育ちません。
自己肯定間の低い子になり
「どーでもいい。」「無理やし。」「だめやし。」
そんな子、多くないですか?

会話をしなければ、脳の思考回路も育ていません。
「聞く」「話す」「考える」が力が育ちません。

子どもの数が減り
外遊びの場所が少なくなり
見守る大人も少なくなっています。

心が寂しい子どもたちの救いが
ゲームやスマホ、パソコンになっています。
バーチャルな世界が居場所になっていきます。

10分よりそい!子どもと楽しい勉強を。
それがカギです。

子どもたちが唯一絶対やるべきこと
それが勉強です。(宿題も)
その時間を利用して10分よりそう。
それが一番とれる時間です。

「今日は学校で何を習ったの?」から
いろいろな話を楽しくはじめて下さい。










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