中学、成績の秘密。


新中学の現実とは・・・

2015年5月下旬の「日々の思いを・・NO380~384」の抜粋です。
中学最初の中間テスト時期の生の状況です。

《2015年5月下旬のブログ「日々の思いを・・より》
中学では中間テストがはじまっています。
すでに結果がでている中学もあり「えっー!なに、この点数・・・。」
と大きなため息が聞こえてきます。
(小学校の点数からー30点が普通です)

中学は小学校と違い
テスト前にプレテストはやりません。
範囲も単元ごとでなく4月から習ったところが範囲です。
範囲が広く覚えることも多くなります。

テストの結果で
「家の子、数学がわからないみたい。」
「英語が苦手。」「社会がわからない。」・・・
点数だけ見て心配されるご家庭が増えます。

ここで大切なことは原因と対策です。
次は期末テスト、実力テスト、そしてまた中間テスト・・・
ずーっとテストは続きます。

原因はカンタンです。「覚えていない。」からです。
中学の勉強は答えのある勉強です。
数学もやり方を覚えればできますね。
英語は単語と基本文を覚えていればできます。
理科社会は用語を覚えていれば80点はとれます。
ただ・・・
それが深刻なんです。
覚えていない・・の根は深く・・小学生の頃に遡ります。

新中1のテスト範囲を見れば
例えば理科の「植物」
小5で習った「花のつくり」がベースです。
社会が「地理」なら
これも小5の「社会」がベース。
「歴史」なら
小6の「社会」です。(前半の世界史は新出)
英語は、アルファベット(そしてローマ字)

数学は中学では「正負の数」ですが
できないのは
分数、小数の計算や大小です。(小学)
さらに
覚えるという力身についているか?
読み書き計算の基礎学力が身に付いてきるか?
勉強するという学習体力が身についているか?
勉強は大切だ!という心が育っているか?
まさしく
小学校のうちに勉強の心技体が育っているかが
勝負の分かれ道になっています。

中学、最初のテスト
高校入試レースで考えれば中間地点。
マラソンで言えばスタートが小学5年で
折り返し地点が中1になります。
下位グループから上位グループへ可能ですか?

小5からはしっかり学習!
そして、まだ平坦な中1前の春休みからペースを上げる
そこがラストチャンスです。
中1になれば、険しいのぼり坂が続きますよ。

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いえがくサポートでは
「中1スペシャル計画」として春休みから、進級テスト
最初の中間テスト対策をしています。
中学ポピーででる問題はわかっています。
だから早めに覚え始める。勉強のペースを作るのです。
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《中間テストが返ってきました・・・・》


中学のテストが返ってきました。
今回もポピーと同じ問題が沢山でています。
「だいたい同じやった!」

ポピーは学校教材大手の㈱新学社が編集。
学校のワークやテストも作っているので
テストに一番強い!教材なのです。
小学生版もテスト前にポピーと単元テストを
やれば、必ず高得点ゲット!です。

 「ポピーと同じ問題がでるんだって。
  定期テスト予想問題がいいみたいよ。」
 と声をかけ、学習意欲を引き出して下さい!

中学の社会(地理)の記述問題でも・・・
「アフリカの国は直線の国境が多い。その理由は?」
ポピー予想問題集と同じ問題がでていました。
数人の子とテスト前にやった時は
「植民地だったから。」とみんな同じような答えで×でした。
「植民地だったら直線?になるの。」
「・・・・」
答えを見ると
「ヨーロッパ諸国が植民地化を進め、
 緯線経線をもとに国境線を引いた。」

「植民地」「緯線経線」が必要です。

ポピーをやった子はできます。
答えをしっかり覚えていれば・・・・。

これでテストで点をとる方法がわかってきましたね。
(同じ(類似)問題がでることはわかっているので)

ポイントは2つ。
・「やった子」=勉強する!
・「しっかり覚えている」=きちんとやる!

この2つをやれば良いのです。

これまで多くの中学生をみて感じることは・・・
(実際の今回の結果の比較です)

英語を習っていた子といない子
 英語の成績に差はありません。
(英語経験なし97点・英語経験あり91点)
そろばんをやっていた子といない子
 数学の成績に差はありません。
(そろばん経験なし94点・経験あり91点)
公文をやっていた子といない子
 まったく差はありません。
 逆に、やっていないほうがいいですね。
(公文経験なし94点・経験あり88点)
学習塾へ行っていた子といない子
 これも別に差はありません。

自分で勉強できる子とできない子
 これが大きな差になっています。
 自分で勉強できない子はポピーも学校ワークもできません。
 ワークは答えを写しているだけです。
きちんと物事ができる子とできない子。
 これも大きな差になっています。
 学校ワークもノートもテスト範囲も・・・適当になっています。
人の話を聞ける子と聞けない子。
 これは致命傷です。
 学校の授業で毎日差が広がっていきます。
なぜ?どうして?と思う子と思わない子。
 決定的ですね。学びの原点です。
 小さい頃からの親子会話からです。
本を沢山読んだ子と読まない子。
 すべての教科で差がつきます。
 読解力がなければ・・・意味不明!です。
よく遊んだ子と遊んでない子。
 脳の機能に差がついています。
 好奇心旺盛でよく考える子になります。
 やれば伸びる子・・がこれです。
・・・
黄色がなくて緑色もなければ・・・サヨナラチームです。
黄色があれば、0よりいいですが、大勢に変化なしです。
(これが、今一番多い平均30点~60点の子ども)
勝負は緑色の数がどれだけ身に付いているかですね。

なんとなく、大切なことがわかってきましたね。

そして当然のことですが
宿題とポピー(予習・復習)をやっている子と
宿題すら、適当にやっている子。
中学で大きな差がつきます。
日々ご家庭で親子でがんばっているのと
何もしないで過ごしてきたことが
同じ結果なら、そんな不公平なことはありません。
心配ご無用!
ちゃんと世の中公平になっています。

小中学生は
今日も、学校で新しいことを習っています。
それをしっかり身につけるために
ポピーでしっかり復習をして下さい。
その日々の積み重ね
中学で大きな差になるのです。



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