暦の上では春です
寒さ厳しい中、夜明けも早くなり日差しもまぶしく感じられる頃となりました。外に出て冷えた後、暖かいお茶を飲み本を開いてみませんか。
*この1ヶ月に読んだ本の中から数冊紹介します。
<絵本>
あかあおきいろ グザビエ・ドゥヌ 小学館(2014,3)
デコボコ飛び出した赤ちゃんのための絵本です。
おやこでちゅっ! まつばらいわき ひかりのくに(2014,10)
動物の赤ちゃんがお母さんにちゅっ!と。親子の愛情絵本。小さい子から楽しめます。
なんのじゅうたい? オームラトモコ ポプラ社(2014,12)
「どうしたの?」いろいろな車両が50台渋滞。いったい何が?車両の名前も覚えられます。
コんガらガっちあっちこっちすすめ!の本 ユーフラテス 小学館(2009,11)
いろいろな動物がこんがらがってできたこんがらがっちたちの絵本です。指でたどって道を進んで行く、楽しみながら読める絵本です。
ドロシーとまほうのえのぐ デニス&アラン・トレ作・絵 こみやゆう訳 PHP研究所(2014,10)
ドロシーが新しい絵の具で物置部屋の壁や床に動物たちの絵を描くと、あれあれ不思議…。
あなのはなし ミラン・マラリーク作 間崎ルリ子訳 二見正直絵・あな 偕成社(2014,9)
靴下にあいた穴がだんだん広がって靴下を飲み込んでしまいました。穴は旅に出ます。
よるです ザ・キャビンカンパニー 偕成社(2014,12)
すうちゃんはなかなか眠れません。トイレへ行きたくなったけど一人じゃ怖いしパパもママも起きてくれない。その時、突然毛布がバクになりました。
こころにすむおおかみ Oba絵 中村光宏文 北山耕平再話提供 じゃこめてい出版(2014,12)
7世代前に感謝し7世代先のことを考えたアメリカ先住民の叡智が記されている絵本です。
時計つくりのジョニー エドワード・アーディゾーニ作 あべきみこ訳 こぐま社(1998,7)
手先の器用なジョニーはある日、本物の大時計を作ろうと心に決めます。
おはなみ くすのきしげのり作 まるやまあやこ絵 あかね書房(2014,2)
お花見の季節になると、私たちがきれいなサクラを見るようにサクラも私たちを見ているというおばあちゃんの言葉にミキとハルトは公園のゴミ拾いをします。
にげましょう災害でいのちをなくさないために 河田惠昭 共同通信社(2012,4)
様々な災害から命を守るための防災絵本です。自分で読むなら小学校高学年以上。
<小学校高学年~>
アニー トーマス・ミーハン著 三辺律子訳 あすなろ書房(2014,11)
ミュージカルの小説版です。孤児院に預けられた少女の物語。295ページ
マララ教育のために立ち上がり、世界を変えた少女 マララ・ユスフザイ/パトリシア・マコーミック著 道傳愛子訳
岩崎書店(2014,10)
17歳でノーベル平和賞を受賞したマララの思いと勇気ある行動の記録の本です。289ページ
<中学生~>
DAVE!!上 森絵都 角川文庫(2006,6)
ダイビングクラブに通う少年たち、クラブの存続をかけて練習に励む日々。少年たちの熱い思いが描かれています。367ページ
<高校生~>
体のふしぎ事典 ユルゲン・ブラーター著 畔上司訳 草思社(2004,10)
へぇ~そうなんだ!と思う体に関する疑問をわかりやすく答えてくれる本です。大人が読んで子供に話してあげるのもよいでしょう。230ページ
カソウケン(家庭科学総合研究所)へようこそ 内田麻理香 講談社(2005,2)
家庭内の衣食住、子育てに関連する科学がわかりやすく書かれています。大人が読んで子供に話して聞かせるのにぴったりです。254ページ
<大人向け>
考えの整頓 佐藤雅彦 暮らしの手帖社(2011,10)
筆者の感じる日常の不可解さを綴っています。一つ一つの章は短いので読みやすい本です。284ページ
光の帝国常野物語 恩田陸 集英社文庫(2000,9)
不思議な能力を持った常野の一族をめぐる短編集です。普通の人々の中に埋もれて暮らす彼らの不思議な能力に引き込まれてしまいます。283ページ
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