子供は幼児期で決まる!


子供は幼児期で決まる!(1)


「できれば、勉強で苦労しないように。」
それがお母さんの願いです。

普通?でいいの・・・高望みしないから・・・
う~ん。ちょっと子供に失礼ですね。無限の可能性のがある子供たちですよ。
さらに・・・「勉強で苦労しない?」
それは普通ではなくできる子のことです。
普通の高校?
偏差値50前後の高校へ行くのに学校以外に高額な月謝を
払って塾へ行き学校の課題以外に塾の宿題までやらされる。
普通ではありません。
親子で勉強の苦労をしています。

勉強で苦労しないとは
「学校の授業だけで勉強ができる子。」まさしく、そんな子です!
そのカギが幼児期です。

「学校の授業だけで勉強がわかる子」ってどんな子?
まず、先生の話をしっかり聞ける「耳」を持っています。
先生のやり方を"まねる"能力もあります。
教科書を読める「目」も持っています。
そして、一番大切なことは
「話を聞こう」「やってみよう」「できるようになろう」思う「心」です。(興味心)
(私たちは「勉強への心」と言っています。)
勉強の好き嫌いも1年生、2年生までに決まってしまいます。
それが幼児期につく力です。大切でしょ!

さらにもっと恐ろしいことがあります。
脳は10歳までにその子その子に合った脳に配線されます。
たとえば興味のあること「よく使う部分」は強化し進化させます。
逆に興味がない、やらないことは、「使わない部分」と判断し
「必要がないから、刈り取ってしまえ」となります。
そうやって、その子に合ったエネルギー効率の良い脳ができるのです。
(基本配線は幼児に作られます)
偏った脳バランス良く、
いろいろな分野を伸ばせる脳それも幼児期で決まってしまうのです!

小学2~3年あたりでは
だいたいのその子なりが出来上がっています。
それを知らないと・・・みんなと同じことをさせたり、
すべてを普通、普通以上にと望んでしまいます。もちろん上手くいきません。

さらに小学高学年、中学では・・・
はっきりしているのに塾だなんだと大騒ぎです。
その子なりができているのです。
その子の長所をもっと伸ばすべきです。
そして、苦手な勉強のやり方。得意な勉強のやり方。
学習のペースを考えてあげないといけません。

面倒くさいでしょ?
だから、やっぱり幼児期が大切なんです。
(次回、「幼児期に伸ばすポイント」予定です)


子どもは幼児期で決まる!(2)

~勉強嫌いにしない~

「幼児教室へ行くと勉強嫌いになる!」
勉強で困る最大の原因は?
「勉強嫌い!」です。

嫌いになれば
・やらないようになる。
・無視するようになる。
学校の授業がイヤになり宿題もやりません。
テストだろうが入試だろうが無視しはじめます。
「どーでもいい」になります。
人間一度嫌いになれば、なかなか好きにはなりませんね。
みなさんは勉強が好きでしたか?
嫌いでしたか?

嫌いになった原因は?
「できなかったから」「苦手だったから」
人よりできない。点数が低い。
カンタンに言えば他の人と比較されるのがイヤでしたね。
できれば〇。できなければ×。
できないと「ダメ!」・・・それもイヤですね。
そして、苦手だから「やらされる。」
やらされる勉強もイヤですね。
幼児さんはみんなお勉強が大好きです。
「お勉強する?」「やるやる!」
そして年長さんに
「小学校へ行ったら何をするの?」
「お勉強する!」とみんな言います。
勉強へのあこがれを持っているのです。

ところが・・・入学すれば・・・
まず、学校は減点主義です!
テストは100点からの減点しますね。
100点以外は減点なんです。
そして、集団授業です。
優劣は必ずあり、競わせることもあります。
そして
宿題やプリント・・・やらされる勉強です。
学年が上がれば上がるほど
勉強嫌いな子が増える理由です。

幼児教室は
それをわざわざ早めに体験させることになります。
おもしろくないカードやプリントを
どんどんさせられて
決まった答えじゃないと×になり、
早くできれば「スゴイね」ってほめられて
できなかったら「どーしたの?困ったね・・・」とがっかりされる。
あーイヤだ、イヤだ、イヤだ!
勉強嫌いの種まきがはじまります。
折角のお勉強へのあこがれ(知的好奇心)もぶっ飛びますね!
だから、
幼児教室で子どもだけ参加?はダメダメ教室です。
(幼児教室は親子参加が基本です)
 ※必ず親を通して愛情をプラス!
「決まった正解にならないと×」
幼児ではまだ早いですね。
もっと楽しい、おもしろい、いろいろな考えが大切です。
下の図は
子どもは好奇心興味心いっぱいです。
    
興味心を育てる.JPG
ギザギザでいろいろな方向へ興味心があります。
それを
正解じゃないと「ダメ。ちがうよ。」と削っていきます。(上の段)
自由な発想がどんどん否定されていきます。・・・・
すると角が取れて小さな〇になります。
逆に
「おもしろいね。こうやればもっとイイんじゃない。」(下の段)
自由に楽しくやれば凹みが埋まり
大きな〇になります。
お母さんしかできない教育こそが
他の子と大きく違う!大きく伸ばすポイントになります。
お勉強が大好きになる方法は・・・
ゆっくり(あせらない)、楽しく、繰り返す
です。
雨粒シールを貼るワークで・・・・
(幼児ポピー年少きいどり6月号)
きいどり6-Y.JPG
「えーん、えーん。・・・」
まず、こんなおもしろいことも楽しいですね。
そして
きいどり6-1.JPG
「ぽつん、ぽつん」と
楽しく貼ると「やったー!できた!」になります。
これだけでも
脳が動いています。目が真剣です。
しっかり形を見て
どの方向に、どの場所に貼るか考えています。
幼児ポピーは"ごっこあそび"の材料として使うことが
楽しく取り組むコツです。

子供は幼児で決まる(3)

3回目でできればよし!
前回の幼児ポピーきいどり(年少)6月号の
雨粒のページで
きいどり6-1.JPG
雨粒シールを貼る前に・・・
きいどり6-Y.JPG「えーん。えーん。」
おもしろく遊びました。
    ↑
(これが秘訣!)
次に、ポピーを開いたら・・・
すでに笑顔です。
そして、雨粒のページを見ると・・・
「これ、えーん、えーん ってやったね。」
ニコニコです。
ポピーで遊ぶことが楽しくなってきました。
これがポイントです!
幼児は楽しく!楽しく!大好きにするのです。
なぜなら・・・
次からのページは
きいどり6-2.JPG かず(2・3・4)
そして
きいどり6-3.JPG
ひらがなの「さ・し・す・せ・そ」
のページです。
(4月号は「あ」行、5月号は「か」行・・・と進んでいます)
年少さんです。
まだ、覚えなくても興味を持ってくれればOKです。
(年中版で本格的な読み書きをゆっくり、楽しくやります。)
注意点覚えさせようとしない!教え込まない!ことです。
一番恐いのは・・・
やらない。やろうとしない。嫌い。
ですね。(勉強嫌いのもと)
ポピーを開くと・・・ひらがなを見ると・・・
「やりたくない。イヤ。」
「DVDのほうが楽しい・・・。」
となると最悪です。
だから、楽しいが一番大切なんです!
見て遊んでいれば勝手に覚えるのです。
だから
雨粒で「えーん。えーん。」など楽しく遊び
本を見ること、やることを大好きにするのです。
「かず」のページでは
かたつむりシールを同じ数、貼るワークです。
きいどり6-2.JPG
「いち、に。2」まず数えて
もう一度
「いち、に。」と言いながらシールを貼ります。
最初はお手本を見せます。
(シールは何度でも貼れます)
「次、ゆうごするね。」
まねをしながら貼っています。
ここで大切なポイントです。

3回目でできればいい。
あせらない気持ちが一番です。
次に、また最初のページから遊べばよいだけです。
1回目より2回目。
2回目より3回目。どんどん上手になります。
「あっ、できるようになっている・・・。」
そんな感じです。
次第に覚えるコツも身についてきます。
これは、幼児だけでなく小学生も中学生も同じです。
2回目でできれば天才!です。
だから
3回目でできればいいんじゃない・・・。
そう思うと、1回の時間も短く、楽しいままで終われますね。
さらにポイント
お手本を見せる!です。
「お母さんがやってみるね」でOKです。
「学ぶ」の語源は「まねぶ」、(まねる)ことです。
まねること学ぶことなんです。
まねるだけで
集中力が必要です。
しっかり見る目聞く耳頭の中の整理・・・
すごい刺激が脳全体に広がります。
お手本は
お話ししながら、ゆっくり、擬音を使って!
やって下さい。
これは、学校の授業と同じですね。
先生の話を聞く。黒板を見る。
すなわち
「やり方をまねる!」です。
まねる機能が付いている子と
そうでない子。
学校の授業だけで大きな差になりますね。












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