本の紹介57
緑が美しい季節になりました
いちねんで一番過ごしやすい時期です。休日は戸外で過ごすことが多いと思いますが、木陰に入って親子で読書するのもステキです。図書館の近くの公園で本を読むのもいいでしょう。
*この1ヶ月に読んだ本の中から数冊紹介します。
<絵本>
いぬがかいたかったのね サトシン作 細川貂々絵 集英社(2013,3)
本当は犬を飼いたいのに、うちは狭いから飼えるわけないと言われ、道を歩いていると…。
ぼくんちカレーライス つちだのぶこ 佼成出版社(2005,9)
今日の夕ご飯はカレーライス。そうしたらみんながカレーライスを食べたくなって。
けんかしちゃった はしだてえつこ 銀の鈴社(2004,4)
はなちゃんとけんかしてしまったココロくん。どうやって仲直りしたのかな?
ふしぎなともだち たじまゆきひこ くもん出版(2014,)
やっくんは自閉症。言葉で話はできなくても心はわかりあえます。
わんぱくだんのたからじま ゆきのゆみこ・上野与志作 末崎茂樹絵 ひさかたチャイルド(1992,5)
わんぱくだんの3人組が講演で海賊ごっこをしていると・・。想像力を膨らませる絵本です。
<低学年~>
あしたあさってしあさって もりやまみやこ作 はたこうしろう画 小峰書店(2014,10)
遠くで働くお父さんがしあさって帰ってきます。くまのこは嬉しくてたまりません。そして明
日になるとしあさってがあさってになることを知ります。幼児の読み聞かせにも。63ページ
イラクから日本のおともだちへ 佐藤真紀・堀切リエ 子どもの未来社(2013,2)
イラクの子供たちが平和を願って描いた絵と言葉です。48ページ
<中学年~>
ふるさとにかえりたい 島田興生写真 羽生田有紀文 子どもの未来社(2014,2)
ビキニ水爆実験から60年経っても故郷に帰れない人々。福島の原発事故と人々の思いは重なります。32ページ
<高学年~>
スワン学習障害のある少女の挑戦 漆原智良文 岡本美香絵 アリス館(2014,6)
学習障害(LD)がある少女(岡本美香)の苦しみと体験をまとめた本です。157ページ
<高校生~>
榊原式スピード思考力 榊原英資 幻冬舎(2008,12)
考えることや頭を柔らかくすることの大切さを筆者の体験をもとに語ります。214ページ
きっぷのルール ハンドブック 土屋武之 実業之日本社(2014,8)
切符に関するきまりや種類、お得に買う方法など、鉄道好きの人はもちろん鉄道を利用するすべてに人にお勧めします。鉄道好きなら中学生からも楽しめる本です。207ページ
<大人向け>
路上のうた ホームレス川柳 大濠藤太他5名 ビッグイシュー日本(2010,12)
福岡のホームレス仲間6人が詠んだ川柳。実感がこもっています。127ページ
猫は悩まない 板橋興宗 時鐘舎(2007,12)
禅宗の僧侶である著者の小論や講演内容をまとめた生き方の指南書です。159ページ
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