文章問題は大切。



小学生も
算数は文章問題。
国語は読み取り(読解)問題が
できないと意味がない!

高校入試数学の問題で計算問題
5、6問しかありません。
点数で10点程度です。
あとはすべて文章問題です。
文を読めないとアウト!です。

計算
文章問題でたてた式を解くためで
①問題を読解し②整理し③数式にし④計算
①②③がなくて④だけできても意味がありません。

国語の漢字も同じ
文を読み取り、作文(表現文)を書くために
漢字を練習しています。

日頃から練習していますか?

残念ながら
学校の宿題は計算と漢字が中心。
小学生の塾も漢字と計算。
それでも、きちんとできない子が多いのですが。

教材があっても
「文章問題は嫌い。」「やりたがらない。」
そんな声をよく聞きます。

やらないので、上手にはなりません。

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(中2数学の基礎問題です)
1枚50円のシールと80円のカードを合わせて
6枚買い360円支払いました。
シールとカードはそれぞれ何枚買ったでしょう。
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これ絵に描ける?

 これではアウト!読み取れていない!です。


読んで、イメージがわけば
整理して数式ができます。

カンタンな問題だから絵や図は面倒だ!
いやいや、本当に描けるの?

普通レベルの問題では(ポピー中2数学より)

この問題の
「製品Bの個数は、製品Aの個数の3倍より20個少ない」
のところです。(苦手な子が8割いますよ)
こんな問題を見れば
「意味わからん!」「無理。」と言います。(思考停止)

そう言う前に
何回も読んで、鉛筆を動かして、絵を書いてみれば!!
といっても
イメージする回路がなければ使えません。

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6-4=2ができればいい?
大切なことはイメージです。
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ポピー小1年算数のページです。
絵が多いでしょ!
①具体的にイメージするために「絵」からです。

②それを数ブロックに置き換えてイメージします。
 (図や表、数直線のもとになります)

6-4=2 ができればいいのではありません!
「多いものから少ないものを引く」(ちがい)
イメージができることが大切なのです。

「こんなのカンタンだから・・・」へぇー
なぜ、中2のあの問題が出来ない子が多いのでしょう?

対策!
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幼児、低学年では
読み聞かせや読書が一番!
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文章を読んで、イメージする。
まさしく読書ですね。
そのイメージ訓練は「読み聞かせ」からです。

小4年なら小4年の本を読み、教科書も
小4向けの文章になっています。
でも、これも幼児からの階段を一段ずつ登って
小4の文章です。
これまで、怠けていたのなら
幼児向け絵本、小1向け、小2向け・・・
でも良いのです。
読む、イメージならマンガでもいいですね。

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ポピーで必ずやらせて下さい!
算数は文章問題
国語は読み取り問題
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読み取り、イメージ、絵に描く(図式化)
が大切だとわかりましたか。
小学ポピーには
計算を練習したら、
必ずその計算を使う文章問題
あります。
時間がない時でも、必ず文章問題をやらせて下さい。
1問でもいいです。
そして「絵」や「図」「数直線」をかくようにしてください。
じっくり、ゆっくりできのは家庭だけです。

さらにステップアップ!

社会でも理科でもどんどん
イメージ力、整理力を育てて下さい。
(小6ポピー社会より)
「聖徳太子は天皇を助ける摂政となって蘇我氏と一緒に
天皇中心の国づくりをした」
の部分だけでも絵にするとこうなります。
(下手でもいいんです)
絵にするとおもしろいですよ!

どんな国づくり?
それが冠位十二階や十七条憲法なんですね。

図にしていくと流れがわかるんです。

中3の夏休みに社会の歴史を
読んで、図にした子は
社会だけでなくすべての教科の点数が上がり
冬には、ギリギリだった志望高校の
トップまでいき、学校長表彰までもらった子が
いました。

国語はすべての教科の基礎!
といわれます。
漢字じゃないんです。
読解力表現力のことなんです。

「どうしたらいいの?」

カンタンです。慣れることです。
練習です。訓練です。

スキーに2回行った人と
50回行った人では違いますね。
技術は慣れてからです。

慣れるために
習慣や楽しい勉強、負担のない勉強
が大切なのです。

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