本の紹介70 *2016,7に発行されたものです。最新版はお母さんタイムでお渡ししています。
もうすぐ夏休み
梅雨で蒸し暑い日が続いています。カラッとした夏空になるころには、子どもたちも夏休み。時間がある夏休みにはぜひたくさんの本を読んでください。
ほほえみお母さん(幼児ポピー)で紹介されている本も載せました。
*この1ヶ月に読んだ本の中から数冊紹介します。
<絵本>
ちいさなたまねぎさん せなけいこ 金の星社(1977,3)
ネズミにかじられたじゃがいものさん。仲間たちはネズミをやっつけようと…。
とけいのほん①② まついのりこ 福音館(1973,5)
時計の読み方がよくわかります。低学年にもお勧めします。
えをかくかくかく エリック・カール作 アーサー・ビナード訳 偕成社(2014,2)
青い馬や赤いワニなど、色鮮やかなえに引き付けられます。カールが子供の頃に出会った第一
次世界大戦で亡くなったフランツ・マルクの絵から影響を受け、この作品ができました。
もりのかくれんぼう 末吉暁子作 林明子絵 偕成社(1978,11) *ビッグブック有
かくれんぼうや動物たちが絵の中に上手に隠れています。親子で探してみて下さい。
雨のうた 鶴見正夫詩 いわむらかずお絵 白泉社(1989,7)
リズミカルな詩に素敵な絵がついています。小さい子にぜひ読んであげて下さい。
「親子あそび」のえほん 武本香奈絵文 平澤朋子絵 あすなろ書房(2015,9)
赤ちゃんから小学生まで遊べます。ぜひ夏休みに楽しんでみて下さい。
折り紙えほん 高野紀子 あすなろ書房(2014,12)
四季の行事を紙で折って表現できます。折り方は簡単なものばかりなので、低学年から作れま
す。夏休みの工作にも使えそうですね。
野の花えほん 春と夏の花 前田まゆみ あすなろ書房(2009,4)
花の名前の由来や、遊び方などが紹介されています。親子で探してみるといいでしょう。
そらのうえうみのそこ 長沼毅監修 大橋慶子絵 TOブックス(2013,3)
タケシが乗るインディ号が宇宙へと、また、海の底へと探検に出かけます。そこでみつけたものが紹介されています。科学への関心が深まるような本です。中学年以上にお勧めします。
神様の階段 今森光彦 偕成社(2010,8)
インドネシアのバリ島の棚田の様子を、写真と文で紹介している写真絵本。中学年以上にお勧めします。
手で食べる? 森枝卓士 福音館(1998,5)
様々な食べ物を、手やいろいろな道具で食べる食文化を紹介している写真絵本です。中学年以上にお勧めします。
飛行士と星の王子さま ピーター・シス文・絵 原田勝訳 徳間書店(2015,8)
星の王子様の著者サン=テグジュペリの生涯を、独特の紙面構成で紹介しています。星の王子さまを読むときに併せて読むことをお勧めします。中学年以上に。
<低学年~>
くまのごろりんあまやどり やえがしなおこ作 ミヤハラヨウコ絵 岩崎書店(2012,2)
ごろりんは水車のごっとんとけんかをし、冒険の旅に出ます。途中でひどい雨が降ってきました。気になるのはごっとんのこと。71ページ
どうぶつたちがはしっていく 長新太のおはなし絵本なん
キャベツくんのおしゃべり 長新太 子どもの未来社(2015,12)
おもしろくナンセンスなお話しが2冊に5話。読んであげるなら幼児から。各32ページ
<中学年~>
おばあちゃんのおにぎり さだまさし くもん出版(2001.7)
初めての誕生日会に、たくさんのお友達が来てくれました。たくさんのプレゼントとごちそう、そしておばあちゃんからは…。筆者の7歳の誕生日祝いのときの事件です。88ページ
<高学年~>
不思議の風ふく島 竹内もと代 小峰書店(2001,1)
島を一周するバスの運転手である飯田さんは次々と不思議なことに出会います。作者の出身地、能登島がモデルになっています。158ページ
<高校生~>
絵本翻訳教室へようこそ 灰島かり 研究社(2005,5)
絵本の翻訳者である著者が、絵をよく読み取ったうえでどう訳するか、言葉の選び方、漢字の使い方まで実例を挙げて詳しく説明しています。絵本を楽しむ大人にもお勧め。161ページ
<大人向け>
モンスターマザー 福田ますみ 新潮社(2016,2)
2005年に起きた長野県の丸子実業高校でのいじめ自殺事件。学校側はいじめがあったことを否定。その真実は?253ページ
*古い本を探す場合、県立図書館をお勧めします。同じ本は複数冊所蔵しない代わりに、本は廃棄せずにすべて保存してあります。
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