日々の思いを・・NO450~NO459

日々の思いを綴ってみました。不適切な表現などご了承下さい。

「脳に楽しいことを先に教えるとハマる!ゲーム、タブレットに注意!」

NO459 10月26日

風邪が流行りはじめています。
十分お気をつけ下さい。
もし、学校を休むことがあれば
必ずお家でポピーを使って
休んだ授業をお家で再現して下さい。
(ずーっと苦手なままになります)
小学生なら(算数の場合)
[ポピーの教科書のまとめ]※先生が黒板で説明すること。
    ↓
[その下の問題(左ページ)]※黒板でやる練習問題。
    ↓
[右ページの問題] ※そのやり方を練習する問題。
    ↓
[これができればスゴイ問題]※応用問題。
の順番でお母さんが先生役でお願いします。

解答にある「これができればもっとスゴイ問題」
できるだけ取り組ませて下さい。
考える回路を作るには、考えることが必要です!

最近、考えないで勉強している子が多くなっています。

考えない勉強?たとえば
算数の文章問題でも
問題文を読まないで数字だけ見て式を書く。
(かけ算)の問題なら
 1人に枚づつ色紙をわけます。人にわけると
 色紙は何枚いりますか。
「はぁーん、ね」「3×8=24」
一瞬で「式」と「答え」を書きます。
こんな子は
 8人に色紙を同じ数づつわけます。1人に3枚わけると
 色紙は何枚いりますか
「はぁーん、8と3ね。」「だから8×3=24枚」
考えないので、(最初の数字)×(後の数字)の式にします。
答えを見れば「24枚」なので〇?
違いますね!式は×ですね。

かけ算の基本は
「一つぶん」×「いくつぶん」=「全部の数」
問題をよく読んで
1つ分は・・・「1人に、だから3枚」
いくつ分は・・・「8人に同じ数をわけるから8人」
だから式は
 3枚×8人=24枚 ※かけられる数と同じ単位(枚)

問題を読まない!は
「わり算」でも(大きい数字)÷(小さい数字)と
問題文の数字だけを見て式にします。
考えない勉強のクセがつくと
中学ではサヨナラです。

方程式の問題は、一つ分がどれでいくつ分がどれになるのか?
全体量は?同じ量になるものは、どれとどれか?
問題文を一生懸命読んで、整理することが必要になります。
「どれが1つ分なの?」「・・・わからん。」
こんな子が沢山います。

問題を読む。→整理する(理解)。図や表などにしてみる。
この流れがないと問題は解けません。

よく、テスト対策で
「わからない問題は飛ばして次の問題をやれ。」
とか、カンタンに言いますが
「わかる問題」と「わからない問題を区別できる力が必要です。
その判断は
問題を読んで、整理できるか?図式化できるか?です。

整理し、図式化できれば・・・GO!です。
図式化できなければ、意味不明です。「次の問題へ」です。

中学で突然できることはありません。
小学1年から6年間、日々訓練して身につけていく力です。

特に、小1、小2の低学年が大切です。
①カンタンだから、できる。
②できるから、練習も苦痛を感じない。
③練習するから、上手になる。身に付く!
それが、中高学年になると
①難しいから、苦労する。
②苦労すから、やりたくない。
③練習しないから、下手なまま。
中学生になるともっとやりません。

無理なく考える勉強への導き方は・・・
勉強の最初の2分ほどでいいので親が見てあげることです。
マラソンのペースメーカーと同じで
最初に、「こうやって、こうやるのよ。」とお手本を見せて
その通りできるか確認をして
後は、「それでいいよ。じゃ続けてここまでがんばってね。」
以外と集中力も持続します。
勉強をはじめる前に準備させて
「心と体の準備はOKですか?」と確認してから
はじめると、スムーズに進みます。
注意点は
時間が長くならないことです。
20分なら、20分まで!
これが継続の秘訣です。
(子供の心は)
カンタンなことを10分やってできるようになる。
そして、お母さんも誉めてくれて、ジュースがもらえた。
こんな幸せなことなら、明日もがんばろうっと!

そう思わせることが成功の秘訣です。
それを続けて、できることが増えれば勝手に成績は上がり
自分で勉強する欲もでてきます。
ぜひ、お試し下さい。



NO458 10月15日

中学生は定期試験もおわり
結果がではじめている学校も多いと思います。
毎月開催している「お母さんタイム」(子育て勉強会)
でも、会が終わった後
「テストで大変な点数になった!」「〇〇点も下がった!」
「もう、どうしていいかわからない・・・」
など想定内?の話題になります。
想定内とは
特に中1の2学期の点数は下がりが大きくなります。
もちろん勉強内容が難しくなった。
(数学・英語)
小学校で貯金した知識より中学で覚えることが増えた。
(理科・社会)
よって、勉強をしていなけらば点数はもちろん下がります。
学校に慣れてきたきたことによる気持ちの緩みや
部活動が本格的になったこと
学力格差が大きくなり授業に影響がでていること
などなど、マイナス要素が増えています。

そこで、お母さんにアドバイスしているのは
「別に、いいんじゃない。たかが1回のテストでしょ」

中学のテストは年間10回前後あります。
また1ヶ月もすれば期末テストです。
リベンジのチャンスは何回でもあります。
でた結果で、「あーだ、こーだ、と言っても点数は変わりません。」
一番ショックなのは子供です。
「オレ、点数悪くても気にしないし・・・」
そう言っている子のテストも点数のところが折れ曲がっています。
人に点数を見られたくないから?ですね。
点数を聞いても、良い子は点数を覚えていますが
点数が悪い子は、「覚えていない」と必ず言います。
嫌なことは早く忘れたい?のかもしれません。
やっぱり、悪い点数はイヤなのです。

子供が失敗した!ヤバイ!と思っているのに
それを、さらに攻撃(口撃)すれば
やる気はどんどん下がっていきます。
今、ベストセラーの「学力の経済学」でも
「親が勉強しなさい」と言うことほど無駄なことはない!
と書かれています。

子供に勉強させるよい方法は?気になりますが
逆に
子供をバカにする方法は?
・勉強させない。
・宿題も適当にさせる。
・音読も適当に読ませ親は聞かない。
・ゲームやスマホをどんどんやらせる。
・読書をさせない。
・好きな時に好きなことをさせる。
・欲しいものを買い与える。
・時間を守らせない。
・準備や整理整頓をやらせない。
・・・・
こう考えると
子供を優秀にすることより
バカにする方法をやっているかもしれませんね。

あなたが会社の上司で
新入社員が入社してきました。
その新入社員をやめさせる方法は?
・結果だけを見て叱る。
・それを、いつまでも言い続ける。
・何も教えない。
・出来ないことを見つけて叱る。
・細かなところを見つけて叱る。
・人間性を否定する。
・プレッシャーを与える。
・無駄な仕事を沢山させて、時間を奪う。
・・・・・
逆に、育てる方法は?
・結果より頑張っていることを評価する。
・仕事のことをいろいろ教える。
・失敗しても叱らずチャンスを与える。
・親身になって相談相手になってあげる。
・改善策を具体的にアドバイスしてあげる。
・責任はオレがとる!がんばってやってみろ!
・・・・・・
人を育てる点では子育ても同じですね。
子供をバカにする方法
イヤな上司になっていないか・・・。
まずは気持ちをゆったり持って
冷静に考えてみることが大切かもしれませんね。



NO457 10月11日

日々朝晩が涼しくなり秋を感じますね。
風邪などひかないよう気をつけて下さい。
学校行事も一息つき学校も勉強モードです。
どんどん授業が進んでいますよ!
この連休でポピーを今の勉強まで追いついて下さいね。

全国学力調査の結果が報道されていました。
地元石川県は小学6年で3科目が全国1位!
総合平均でも小学6年は全国1位。
中学3年は全国3位。と上位になっているようです。
全体の学力も向上(文部科学省談)していて
原因は「早寝、家庭での授業の復習」の割合が増えている。
と分析しています。
「早寝」生活習慣の基本です。
「復習」(おさらい)は勉強の基本です。
今さらですが、基本が大切だ!ということです。

毎回上位の秋田県では
小6で塾へ行っている子は22.3%
中3で塾へ行ったいる子は30.1%
ご当地石川県では
小6で塾へ行っている子は37.6%
中3で塾へ行っている子は44.1%
中3でも半数が塾や家庭教師を利用していないのです。
「でも、家のまわりは、みんな塾へ行っているようだ。」
もちろん地域差はあり、それは全国でもあります。
小学全国44位の和歌山県では
小6で塾へ行っている子は52.7%
中学全国38位の同じ和歌山県
中3で塾へ行っている子は70.7%
中学全国37位の大阪府
中3で塾へ行っている子は70.4%
10人いれば7人が塾や家庭教師を利用しています。
秋田県は逆で
10人いれば3人が塾や家庭教師を利用しています。
そう調べていくと
塾率が低い県が成績上位の傾向があります。
(調査開始からずーっと同じです)

塾(家庭教師)のお世話になるほど悪化している?
とも言えます。
考えてみれば当然で
中学塾は安くて1教科8000円です。
月謝の相場は月2万円~3万円。夏講習は20万円。
一部のお金持ち以外は
出費はないほうがいいですね。
だって、学校へ毎日行っているし、教材も持っているのだから。
それでも
塾や家庭教師に行く、行くしかない・・・。

中3の子が
「友だちが塾の夏講習に行くといっていた。」
「20万円くらいや、と聞いた。」
そうやね。だいたいそんなお金かな・・・。
で、その子はどこの高校をめざしているの?
「〇〇工業高校っていっていた。」
平均50点もあれば合格する高校なのに
もったいない話やね。
自分で勉強して覚えれば半分はとれるのに・・・。

勉強は心です!
同じ英単語を練習させても
覚える子と覚えない子がいます。
記憶力の差?
日常生活や会話ではなんの問題もありません。
くだらないことはちゃんと覚えています。

覚えようと思うか、どーでもイイと思うか
その差です。
実際、勉強で苦労している子に聞くと正直に
「勉強なんてどーでもいい」と言います。

それじゃ勉強の心ってどうしたら身に付くのか?
育児書などでは
成功体験と失敗体験を!
目標は達成可能な目標を!
・・・・など
やる気になる方法はいろいろ書いてあります。

まずは
日常のちょっとした生活習慣だと思います。
食事の時は「いただきます。」といい
残さず、きちんと食べて「ご馳走様でした。」
あたり前のこと!と言えばあたり前のことです。
でも、面倒だといえば面倒なことです。
学校の準備や机の整理整頓もそうです。
やればできる。できれば気持ちイイ。
面倒だと思えば、やらなくても大事にはならない。

親は
目の前のことをきちんと、一生懸命やる!ことだけを
しっかり導くことが大切ですね。
それが
人間力アップになり、心も育ってきます。




NO456 9月26日

シルバーウィークも終わり
学校も本格的に勉強モードになりますよ!
(遅れを取り戻し、難しい勉強になる)
中学生は
9月末から10月初旬に2学期中間テストがあります。
2学期は中間、期末と学年最大の山場です!
勉強していない子は・・・サヨナラします。

前々回は、ゲーム、スマホ、・・・依存の恐怖。
前回は、学力低下が止まらない!
でした。

学力低下が止まらない・・・といえば・・・
ここ数年、中3の受験生にも変化が?
例えば
志望高校のランクをカンタンに下げる。
以前は、なにがなんでも〇〇高校へ行きたい!
そんな子が多かったですが
近年は、「無理そうだから下げた。」が多くなっています。
さらに
秋の今頃でも志望校を決めていない子も多くなっています。
「どこの高校にするの?」
「・・・・わからん。決めてない。」
「自分の行く高校やぞ。」
「・・・・うーん・・・・」
決めてある子も
「なんで、その高校にしたの?」
「べつに・・・親がそこがいいんじゃない、と言ったし」
「でも、自分が行く高校やぞ。」
「・・・うーん・・・べつにいいかなって」
・・・・
高校受験どーでもいい。
そんな感じになってきています。
目標がないのに受験勉強、がんばる?
当然、勉強への心も盛り上がりがありません。

「どーでもいい?」・・・はずがありません。
大人目線では
将来の可能性を広げるためにも
一つでもランクの高い高校へ、進学高校へ・・・
(地方では世間体もありますね。)
だから、親のほうが心配過剰になり
勉強しない子を塾へやって過剰な投資をはじめる。
業績が悪く赤字で、ダラダラして、改善する気もない。
そんな会社に投資しますか?
100%失敗するので世間ではだれもしません。
投資するなら
危機感を持って、生活改善をし、今できることをはじめる。
そんな姿勢が見えたときですね。

親が心配し大切なお金を使っても
残念ながら子どもたちには通じません。
子供目線では
苦労?経験してはじめてわかります。 
将来?知識がないのでイメージもない。
欲? 今、不自由のない天国生活です。
   あるのは、さらなる刺激と物欲です。
勉強の心?自信がない。面倒くさい。意味がない。

受験や志望校について考えることが面倒くさい。
面倒くさそうだから、考えない。(現実逃避)
考えるだけの人間性が育っていない。
まとめるとそうなります。

危険なことは、これが多数派になってきています。(現代病)
「いずれ気づくだろう・・・」と思っていたら
受験生になっても気づかない。
高校になって気づく子もいますが
悪化して、高校を中退する子もいます。
その先も同じです。
今、自立できない若者が急増しています。

対策は
家庭教育家庭学習です。
学生なので家庭学習生活の一部でないといけません。
家庭教育は生活習慣です。
早寝、早起き、朝ごはん。からはじまり時間管理まで
目の前のこと、やるべきことをきちんとやる!
朝の支度、洗面、食事、宿題、お手伝い・・・・
簡単なことでも、全力でやる!
そして、その積み重ねが人として大きく成長させます。
家庭学習は習慣の一部です。
習ったらおさらい(復習)。テスト前は準備。
(ここでポピーの出番です!)

中学生の多くの子が言います。
「英語が嫌いだ」「歴史が嫌いだ」・・・
ちょっと待って!
まず、勉強してから言ってくれ!です。
英語や歴史を勉強している人に失礼です。
だから
「勉強が嫌いだ!」も同じことです。
まず、自分で真剣に勉強してから言え!です。
スポーツも食べ物も同じですね。
前回のブログは
「勉強は慣れです。まずやることが大切!」
でしたね。

今、お子さんは
正しい姿勢で、何分間、集中して勉強し続けられますか?

中学生で15分も出来ない子が沢山います。
小学校の6年間、何をしてきたのでしょう?
どんな家庭教育をしてきたのでしょう?

もちろんみなさん毎日一生懸命子育てされています。
でも、結果をみると・・・
一生懸命やっていることがズレている?
子育てに追われるのではなく
子育てを楽しむ気持ち心に余裕を持って
子供と向き合い、寄り添い、一歩一歩前に
進んでいきましょう。

これからも、
ポピーのお届け、お母さんセミナー、教育対話、
そしてブログで一生懸命子育てされているお母さんを
応援していきます。





NO455 9月21日


夏休みが終わったと思えば
シルバーウィークです。
子供たちの頭の回転は止まったまま?
ところが!
学校は「あっ!」というまに
どんどん進んでいます。(超高速!!)
ポピーの7月号後半はワープに近く
9月号へ突入です。(遅れを取り戻しています)
ご家庭でしっかりやらせないと大変なことになりますよ。
前回は
ゲーム、スマホの依存の恐怖!!
脳が欲しがる・・・
でした。

こんな子供の依存者が増える今
今年も学力低下が止まらないようです。

中3が受験する総合模試があります。
前回の数学の問題を見れば・・・
基礎点(基本的な問題)73点ありました。
ところが
受験者約3300名(石川県の約1/3の中3が受験)
80点以上が33名(約1%)
平均点は約43点でした。

平均点43点は20点30点台の子が沢山いる状態です。
学校のことも理解できていないのです。
石川県は全国学力調査で小中ともベスト5に入っています。
その石川県でも悲惨な状況が続いています。
なぜここまで学力低下が進んでいるのでしょう?

それは・・・
勉強に不慣れな子が多い!(勉強下手・へたくそ)
ということです。
なぜ、勉強べたになったのか?
カンタンです。
練習不足です。(きちんと勉強する)
ゲーム、スマホ、タブレット、習い事・・・
自分でじっくり勉強する時間がありません。

現場ではどんなことが起こっているか・・・
例えば・・・
中学生で X =5
     8
X=40(5×8) パッと言える子が少なくなっています。


等式では「両辺に8をかけて、左辺はX、右辺は5×8。」

と教わりますが、慣れれば見た瞬間に「40!」です。

中2の一次関数で
(Yの増加量)  = (変化の割合)
(Xの増加量)
を習います。
問題では
「Xが8増加して、変化の割合が5のときYの増加量は」

カンタンな問題ですが、ここで慣れた子と不慣れな子で差がでます。
出来る、出来ない、の差もありますが
「カンタンや!」と思うか「難しい!無理や」と思うかの差が
勉強への心の差(やる気)にも影響します。

勉強の「慣れ」は、小1の足し算でも同じで
 5+7=12 
大人は暗記していますね。
やり方や考え方は習いますが、最後は慣れです。

練習すれば上手になる!
早い遅いはありますが、それが真実です。

ピアノもスポーツもゲームもスマホも・・・
練習すれば上手になっていきます。
若者のスマホの操作を見ていると神業です。
勉強も同じです。
練習すれば慣れてきます。そして上達します。

勉強はやれば上達する!です。

世の中のお母さんや子供たちは
どうも難しく考えているような気がします。

どうしたら勉強するだろう?成績が伸びるだろう?
どこの塾がいいんだろう?

その前に、少しでも勉強させて下さい!
文章を読ませて下さい!
字を書かせて下さい!
計算をさせて下さい!
頭を使わせて下さい!
やるべきことをきちんとさせて下さい。

実は家庭学習を一生懸命させているご家庭でも
落とし穴になっていることがあります。

問題を間違えたり、「わからん」と子供が言えば
もちろん教えますね。
「これはね、ここがこうだから、こうすればいいのよ」
「じゃやってみて」
「あら、また違うでしょ!だ・か・ら!これがね・・・」
3分・・・5分・・・10分・・・
時間は進みますが、練習は進んでいませんね。

これが落とし穴です。
「わからない」=「苦手」=「やりたくない」
そこで、「こうでしょ!」「あーでしょ!」「だから」
子供たちには苦痛の時間です。
集中力がなくなるので、さらに長くなり
教えている親もヒートアップしていきます。

練習すれば慣れれば・・・上手になる!
でしたね。

そう考えれば、教え方は
「じゃ、お母さんが一度やってみるね。」(お手本)
「えーっと、これがこうだから、こうやって」
※やり方を口に出しながらがいいですね。
「じゃやってみて」
途中で間違えれば
「おしいね。ここまでは正解!ここからはもう一度やるね。」
「あっ!わかった、わかった。」
「そうそう、それでいいね。」
「じゃもう1回カンペキにやってみて。」
できれば
「うん。上手になってきたね。」
「そしたら、次の問題にも挑戦してみる?」
・・・・
大切なことは「できた!」の感覚です。

ポピーの小学生理科社会は左ページが資料集です。
台所でもいいので音読させて聞いてあげて下さい。
読めない漢字もあります。
放置しないで、読みを教えてスッキリさせて下さい。
そして
「へーそうなんだ。」「なるほど。」
と相槌をしてあげるといいですね。

新しいことを覚える、わかる快感共有して
あげて下さい。

以前ある中学生の男子が
テストの点数が下がったから外出禁止になりました。
頭にきたその男の子はやることもなく
(もちろんゲームもなし)
社会の教科書をノートに書きなぐったそうです。
なんと次のテストで社会の点数が倍になりました。

勉強は慣れです。やれば必ず点数は上がります!

親の役目は
勉強できる環境(時間も含めた)作りです。
もし、ポピーが真っ白なら
答えを見てもよいので、真っ黒にして下さい。
「邪馬台国」「卑弥呼」
1回も書かなければ、テストでは書けません。
2回書けばどうでしょう?3回書けば正解率は上がります。

問題を音読し、答えを見て、答えを音読しながら書き込む
だけでも勉強になります。
難しく考えないでまずやる!です。



NO454 9月12日

前回は
子供たちを依存者へと導く
ゲーム、スマホは絶対ダメ!!
子供を依存から守ろう!
でした。
「あなたはスマホに依存していますか?」
10代で84%の子が「依存している。しているかも。」
と答えています。
20代では86.6%
30代では80%
40代では81.6% (MMD研究所調べ)

予想はしていましたが・・・
持てば依存(中毒)するということです。
ビックリしたのは
親世代の30、40代で依存性が高くなっています。
家庭ではみんながそれぞれスマホやゲームをしている?
注意すべき親がスマホに夢中?
かなりヤバイ状況ですね。

(スマホ依存性を判断する目安)
・食事の時にも横に置いて着信があれば見てしまう。
・寝る前に必ずスマホを見る。
・いつもそばにあり、ないと不安になる。
などなど

なぜ、依存性が高いのか?
中学生の子どもたちの中にも
「オレ、ゲームが命!ゲームしたい。」
「ラインでいつも寝るのが1時すぎる。」
「ユーチューブを見たらやめられない。」
などなど
テストだろうが受験だろうが関係なく
やってしまう子が多くいます。

自分では「勉強しなければ・・・」
体は「ゲームやスマホへ」それが依存・中毒症状です。

自分を制御できない。ダメなのにやってしまう。
麻薬(薬物)やアルコール、タバコ、ギャンブル・・・
同じですね。
原因は「脳」にあるようです。
脳が喜ぶ(快楽)はドーパミンの分泌だそうです。
その快楽ホルモンのドーパミンの分泌量は
 普通の状態を  100とすると
 おいしい食事で150以上
 性行為で    200以上
 タバコで     200以上
 薬物では  1000以上
と薬物はケタが違います。
だから脳は1000の刺激を求めるので
 やったらダメ快楽(薬物)
薬物が勝ち繰り返してしまいます。
ゲームやスマホはどうでしょう?
アメリカの大学の調査では
ゲームは時に1000以上になる!
と報告されています。

脳に楽しいことを教えればハマる!
ということです。

ハマらない人は?
例えば
 ゴルフゲーム(負け)ゴルフ場でゴルフ(勝ち!)
のように、その人の経験です。
 ゲーム・スマホ(負け)鬼ごっこなど現実の遊び(勝ち!)
リアルゲームより現実の方が刺激が強いに決まっています。
読書で感動すれば200、300・・・のドーパミンがでるかもしれません。
勉強でできた!やった!点数が上がった!でも200、300・・・
先にその快感を経験させておけば
ゲームやスマホの初期段階の快楽に勝る可能性があります。
ゲームもやればやるほどハマっていきます。
(上手くなるから)
最初は120がどんどん200、300、400・・・と快感度が高くなります。
1日ゲームは15分と決めてあるご家庭では
楽しくなる前に時間切れとなり
結果、ゲームはあまりおもしろくない。
となったそうです。

そう考えれば
・人とのふれあいの楽しさ。
・遊ぶことの楽しさ。
・学ぶことの楽しさ。
・読書の楽しさ。
・成功、失敗の経験。
・・・
沢山の楽しさを教えて(経験させて)から
上手に節度を持ってゲームやスマホとおつきあい
するのがよいでしょう。

もし経験順番が逆になれば
ゲームでもし500の快楽を知れば
読書が200、問題ができた200であっても
興味はありません。
学校で新しいことを学んでも
(算数でたし算ができること=本当は楽しいこと)
その子の脳は・・・反応しません。
その子には勉強自体が無意味に思えるのです。

学ぶことの楽しさ?
「考えること」や「やる」こと、そして「できた喜び」・・・
2倍5倍10倍と快感度を上げる方法があります。
それは
お母さんです。
特に、幼児~小学低学年では
大好きなお母さんに勝るものはありません。
「上手にできたね。すごいね。」と抱きしめてあげれば
それが一番の快感なのです。

幼児ポピーで楽しくお勉強ごっこを親子でやった
ご家庭では、小学校でもお勉強が大好きになっています。

幼児、小学低学年まではゲームやスマホ(タブレット)など
刺激の強いものは与えない!
小高学年、中学生では
子供たちはわかっています。勉強しなければいけないと。
でも、脳がゲームやスマホの刺激を欲しがっているのです。
そんな話を親子で冷静に話し合い
1日の中で遠ざける時間を持つことを決めて下さい。
そして
親がまずスマホを遠ざけ、楽しい時間を作ることです。
親と話をすると楽しい。じゃないとスマホに負けます。

薬物は一度依存するとなかなかやめられません。
依存は現実逃避でもあります。
無限の可能性のある子どもたちを依存から守る!
真剣に考え行動する時なのです。






NO453 8月31日

夏休みも終わり、2学期スタートです。
2学期は学年の最重要単元を学習します。
1回で覚えて、できる天才以外の子供たちは
しっかり「準備」「おさらい」をしないといけませんよ!

勉強嫌いになるのはカンタンで・・・苦手になことです。
苦手にするのもカンタンで・・・練習させないことです。
(やらせない、教えない、導かない・・・)
※気づかないうちにそうなっていませんか!
子供はシンプルで
できることは・・・好き。
できないことは・・嫌い。
なだけです。

2学期スタートの注意点は・・・
授業が遅れている学校は、ポピー7月号からスタートです。
勉強場所を整理整頓し、7月号も準備し、学習環境を整えて下さい。
勉強頑張るぞ!そんな気持ちを持つためです。
これも、小学生の頃から"あたり前"にして下さい。

前回で
オリンピックを見ないでゲームしている子は
そんな人!
とお伝えしましたが
その人は、オリンピックよりゲームを優先する人なのです。
良い悪いはべつにして
それがその人の人格だとすると・・・
その人格を変える?可能だと思いますか?

世間ではいろいろな言い方をします。
「そんな人」「人格」「人の型」「性格」・・・
言い方はいろいろで「人格」も人それぞれです。
やさしい人、明るい人、まじめな人、不真面目な人、・・・
勉強する人、しない人・・・
例えば
中学3年で受験の夏。
「家でがんばってる?」
 「ゲームしとった。」
「宿題のプリントは?」
 「えっ?あった??」
 「忘れていたわ」
例えば
中学2年
「学校の宿題終わった?」
 「数学のワークが・・・」
「終わってないの?」
 「なくなった。・・・」
「紛失?した・・・」
例えば
中学1年
「宿題終わった?」
 「沢山あって、もう無理!」
夏休み後半でも
真っ白なワークが・・・どうするの?

勉強よりゲームを優先する人。
大切なものをなくする人。
嫌なことを後回しにする人。
・・・・・
そんな「人」になっているとすると
それが「人格」だとすると・・・将来は・・・心配ですね。
中学生で、すでに人格が形成されているならば
子育ての前半戦がとても大切だとわかります。
(人を育てている。人格を作っている。)
それでは
そんな人の型(人格)はいつごろ決まるのでしょう?
元京都大学総長で脳解剖学の世界的権威で
全家研の初代総長 平澤興先生の語録では
3、4歳でその子の人がらの基本が決まってしまう。」
とおしゃっています。
母親の姿、心の姿、によってだそうです。
そして、入園、入学の頃には「学習の心」
10歳ころには脳神経細胞は殆ど完成され
その子、その子に合った脳になります。
これは自分の子育てでも
沢山の子供たち、ご家庭と関わった経験からも
納得できます。

結論は
小学34年頃にはその子の型が決まり、そのままの確率が高い!

えっ!・・・もう遅い・・・ヤバイ・・・と思った方。
半分、あきらめて・・・半分、希望を持ちましょう!
カンペキな人間なんていませんね。
(お釈迦さまはそれを求め修行したくらいです)
人それぞれ、良いところ、そうでないところがあります。
ないものはカバーし、良いところは伸ばす!です。
例えば
大切なものを紛失する。なら
まずは、部屋の生理整頓をお手伝い。
(ないものは力を貸してあげる。)
理由は「中2の2学期は勉強モードにするのが常識だから」
コツは
本人が伸びる(得する)ことの提案!なら乗り気になる。
「今から準備しておけば2学期の点数はドカーン!」
・・・・

あと伸び対策で、一番大切なことは?
今、自分の子供はどんな「人」になっているのか?
(なろうとしているのか?)
正面から見て、受け入れることです。
もし、ゲームやスマホにどっぷり?
それがその人の型だとすると・・・
依存性がさらに高くなり(学習力が低下)
さらに、ネット依存、〇〇依存へと年齢とともに
依存するものが変わるだけです。
気づいたときがチャンスです。
気づかないとチャンスはありません。

このブログで何回も言っていますが
今は、狂った時代で子育てしているのです。
快楽(便利さ)を追求し現実になっている時代。
多くのご家庭では
子供が自由に冷蔵庫を開け、
好きな時に飲み、食べしています。
考えてみれば良くないことで
自制?という感覚が育つハズもありません。
昔は勝手に冷蔵庫は開けなかった?
実は、開けても飲料水はなかったので
我慢するか、水道水をいかにおいしく飲むか?
そう考えれば
昔は社会が子育てを助けてくれていたのです。
子供だけで外遊びはあたり前。
野山を駆け巡り、時間が足りないくらい遊んでいました。
今の社会は
莫大な資金をかけ、ハマるゲームを開発
無料?から有料へちゃんと導き
好奇心を煽るCMがノーガードでガンガン流し
子供たちを依存者へと導いています。
「うちの子、ゲームにハマって勉強やらない!」
今の世の中の自然の流れです。

「子供たちが見る時間帯はCMを自粛しよう!」
「小学、中学生はやったらダメです!」
とCMの時に流すくらいの企業理念すらなく
そんなモラルのある大人が今では少数派です。

人格形成時期学ぶ意欲をなくし依存者へ導く
そして、その子の将来をもダメにしてしまう。
すごく重大な責任問題です。
(海外では子供への規制はあたり前です)
なのに・・・社会は放置。
子供を守るべき親も気づかず・・・放置。

子育てに無関心ではダメ!
気づいて対策!
いつでも対策できる。それが家庭教育(学習)です。




NO452 8月20日

夏休みも、もう後半ですね。
連日オリンピックで日本選手が活躍しています。
その裏で厳しい厳しい練習を何年も続けています。
世界で活躍する、日本代表になる。
本当に厳しい道ですね。
オリンピックも見ないでゲームやスマホをしている
子供はいませんか?
折角、感動できるときなのにもったいないですね。
「オリンピックなんてどうでもいい・・・」
「ゲームやスマホのほうが楽しい。」
・・・・・ちょっと心配ですね。

オリンピックは無理やり見せるものではありません。
見たところで、スグ飽きてしまいます。
見る気がない!(どーでもいい)
そんな人だということです。
実はそこが恐ろしいところです。
勉強も同じで、やる気が無い。ということは
そんな人になっている!(どーでもいい)
ということです。
そうなれば同じで無理やりさせても
効果はありません。

例えば受験生でも同じです。
自宅で勉強できる子は、がんばろうと思っている子。
結果は成績アップします。
どれだけ塾へ行っても、やる気がなければ
結果は同じです。

問題は・・・
どうして、やる気のない子なってしまうのか?
一つは今の時代の落とし穴です。
今から100年前は明治時代が終わり大正時代になった頃です。
テレビはもちろんありません。人力車の時代です。
それから100年後の今は・・・
テレビは壁掛けできるくらい薄く大きく鮮明になり
新幹線や飛行機があたりまえになり
携帯電話もさらに進化してスマホになり
このスマホは人類が月面に行ったアポロ宇宙船の時の
システム全部よりスマホ1台のほうが機能が高いそうです。
一方
約250年続いた江戸時代の100年間で世の中はどう変わったか?
殆ど同じような生活です。
同じ100年間でも時代の進化のスピードがまったく違いますね。
それが今はさらにスピードアップしています。
だから
子供たちの生活環境は親が子供だった時と劇的に変化して
いるのです。
便利なもの、刺激的なもの・・・快楽を追及しています。
その中で生活していれば
自然とそれを使い、楽しむようになります。
科学技術は進化しますが
人間は数百年程度では進化しませんね。
英単語を覚えるには
紙の辞書だろうが、電子辞書だろうが
繰り返して覚えるしか方法がありません。
オリンピック選手も
厳しい練習を繰り返すしかありません。

対策は
子供たちに便利なもの刺激的なものを与えない!
それが一番の対策です。・・・が
あるものはどうしようもない。なら
親が使い方を教え、管理するしかありません。

勉強方法では
間違えた問題をもう一度やる!
そして”できた!”快感を与えることです。

例えば中3に英語の動詞の過去、過去分詞72個を
覚えたかテストしています。
合格は全問正解です。
1回目、2回目・・・70点でも再テストです。
(70点は1つの過去、過去分詞の間違えです)
もう一度、再テストをやるべきか迷いますが
合格は全問正解です。
心を鬼にして次回に再テストです。
もちろん再テストは全問正解で合格です。
その時の子供たちは
「やった!全問正解や!!」
スッキリして素直に喜びます。
3回目だろうが4回目だろうが
全問正解した!達成感が大切だということです。

夏休みの宿題のお直しを
「よし、このページはカンペキになったね!」
声かけしてあげられるような方法で
お直しに取り組んで下さい。
勉強ができる。より勉強の心を育てる!
それがよい勉強方法です。





NO451 8月8日

早いものでもうすぐお盆です。
あと20日程度で夏休みも終わります。
学校の宿題はもう終わりましたか?
学習系の宿題は終わらせて
間違えた問題をもう一度後半にやるように
しましょう。

オリンピックもはじまり
連日寝不足の日々が続きますね。
金メダルを獲ることの難しさを感じます。
年齢のせいか
最近、涙腺も緩んできて
選手の頑張りや表彰式での晴れ姿を見ると
目頭が熱くなります。
「これまで、どんな練習をしてきたのだろう?」
「どんな準備をしてきたのだろう?」
私たちには考えられないくらいのことを
毎日毎日やってきたのです。

以前、陸上の世界最速の男、ボルトが
「私が1番なのは当然だ!」と言っていました。
なぜなら
「毎日、吐くほどのハードな練習をやってきたから。」
あの世界王者が
吐くほどの練習を毎日繰り返すのだから
追いつくことは並大抵のことではありませんね。
イチローもしかり、
天才?言われている人ですが
あれだけ徹底した練習と生活管理をされれば
追いつくことは・・・これまた不可能な感じです。

中3は受験の夏!
夏で伸びる子は・・・・以外と少ないのです。
遊びに行く時間は少なくなり
家で机に向かう時間や塾に行く時間も増えている。
でも、伸び悩む子が殆どです。
理由は心がまだまだ受験生にならないからです。
適当に計画を立て
やれと言われた問題集をタラタラやって
間違えれば答えを見て、ただ写す。
これまでと同じことを繰り返すだけ。
「これを覚えないといけないんだ!」
「この問題は出来るようにならないと!」
「この問題集はカンペキに仕上げるぞ!」
もっとシンプルにすれば
「社会の教科書を全部読んで、太い字を書き出す。」
「英単語の、現在⇒過去⇒過去分詞はカンペキに覚える!」
そんな目標すらなく
ただ毎日を過ごしていれば、これまでと変わらない結果が
待っています。

受験は相対順位!
自分より成績の良い子追い越さないと上位へは行けません。
子供たちによく言います。
「マラソンで真ん中くらいを走っていて、上位へ行くときどうする?」
「うーん。一生懸命走る。
「そうやな。自分より先に走っている人を追い越すときは
 倍のエネルギーがいるな。だって、みんな走っているんだから。
これが現実なんです。

これまでのことを繰り返せば現状維持。
これまの以上のことをしてはじめて進化するのです。

受験は合格するしない・・・そんなことより
人生の試練を乗り越える大切な時期なのです。

受験でなまけた子はその後、それなりのことになっています。
受験で失敗しても頑張った子はその後、やっぱり頑張っています。
やるべき時にできない。優先順位がつけられない。
「どうせオレはダメやから・・・やる気ないし」
「どうにか、なるやろう。勉強だけが人生じゃないし。」
そんな情けない人間になっているのです。
「ごちゃごちゃ何を言っているんだ!」一喝です。
「中3で自分の進む進路を決めることが第一優先!」
「言い訳を言う前に、やるべきことをやれ!」
ベストを尽くすことが一番大切で、自分が大きく変われるチャンスやぞ!

山登りを例にすることもあります。
「山に登ることはしんどい。でも頂上までいけば
 いろいろなことが見える!次の目標も見える!」
「途中でリタイヤすれば、足元の景色しか見えない。」
「次の目標も、少ししか見えないから選べない。」
スポーツ山音楽山はもっと険しく厳しい山。」
「どの山に挑戦するかは自由。」
「でも、登らないのはなまけているだけ。
「そして、結局、選択ができない不自由なことになる!」

中3の子にそんな話をする?
よく考えれば、おかしな話です。
そんな話をしなくても
受験勉強をやり、テスト前には準備し
やるべきことをきちんとやっている子もいます。
中3になって、突然しっかり進路を考えて
優先順位を考えて、しっかりやりなさい!
といわれる方も大変です。
冗談で
「キミら、1年間入試遅らせてもらって下の子と一緒に受験すれば」
「いややし!」
冗談ですが本心もあります。
心がまだそこまで育っていないからです。
幼児、小学校と約10年間で
人としてどんなことを身に付けるかが
やっぱり一番大切なんですね。



NO450 7月27日


世の中大変ですね。
19人を殺した犯人は教員志望だとか・・・
新聞に小さな記事で中3の女の子が祖父を殺したとか・・・

人間を育てているんだ!
という意識が薄れて
ちょっと勉強ができればいい?
成績が良ければいい?
スポーツや音楽ができればいい?
見せかけの結果だけを考え
心を育てることを忘れているようです。

夏休みです。
サポート教室も連日にぎわっています。
サポート教室に限らず塾や家庭教師も大宣伝!
実は・・・
塾でできることは2割~3割の勉強です。
後の7割以上は家で自分でやるしかありません!
例えば
英語の文法や解き方は教えられます。
でも、英単語は自分で覚えるしか方法がありません。
「動詞を見つけて」
「busy?」・・・文法を学ぶ前の段階です。
(忙しい・形容詞)
高い金を払って、一緒に単語の練習?
できませんね。覚えるのは本人なので。
例えば数学。
計算の方法や作図、図形、方程式、関数・・・
解き方は教えられます。
でも
自分でそれを繰り返さないと身に付きませんね。
方程式の式は作れるようにはできます。
ところが
立てた式の計算が上手く出来ません。
(そんな子が増えています)
計算練習不足です。
これも、自分で何回も練習しないと上手くなりません。
例えば、理科、社会。
暗記教科です。
塾では理科の計算系の問題が中心です。
社会は殆どやりません。
社会は教科書を読む!そして問題をやる!
あたり前のことを繰り返せばできるようになります。
これも、自分で頑張るしか方法がありません。
例えば国語。
文法や古文は教わる方法もありますが
漢字や言葉、文の読み取りは練習です。
国語が苦手で・・・
殆どの子は文章を読まない(読めない)子です。
文章を読んで、問題文を読んで
解答の解説と答えを読んで、慣れるのが一番です。
日本人なので日本語ができないことはありません。
問題に慣れる!ことが対策です。

そう考えれば
自分でやる!ことが殆どですね。
高い金を払って塾で社会の教科書を音読しますか?
家で自分でやって下さい。

塾や家庭教師ができることは
2割~3割。あとは自分で家庭で頑張る!
その7割が成績を左右しているのが現実なのです。

ということは・・・
「心」「気持ち」です。
頑張る!覚える!出来るようになる!
その気持ちがないといけません。
(勉強への心を育てる!)
そして
家庭学習の習慣。
自分で勉強する力!それが身についているか?
小学生の頃、家庭学習をしていなかった子。
塾でしか勉強しなかった子。
自学自習の力は付いていません!
練習しないのに付くはずがありません。

家庭学習をやっているみなさんならわかりますね。
時間を作る。子供を導く。集中力を持続させる。
勉強の流れを教える。継続させる。
その苦労があって、はじめて学習の力がつくことを!
(だから、今子供とがんばっていることに意味がある)

中学で中間テスト、期末テストと壊滅して
夏休みにどうにかして・・・・
そんなご家庭も沢山あります。
その中で、最初にポピーを渡すと
「わー、勉強しやすそう」とうれしそうに言う子がいます。
これまで、勉強材料を買ってもらわなかったのでしょう。
「どうせ、やらないし。」それが親の思いかもしれません。

本を買ってもらって、うれしくてうれしくて・・・
そんな子もまだまだ沢山います。
「ポピーで勉強すればテスト100点取れるよ!」
と話してポピーを買い与えれば
「よし、頑張って勉強しよう!」と思う子も沢山います。
これも
「勉強は大切!」「勉強、頑張ろうね!」という
親からのサインです。

長い夏休みです。
夏休みはよい習慣をつける絶好のチャンスです。
今からでも親子で楽しく計画して目標をもって
子供たちがパワーア ップする夏休みにして下さい。
やるのは子供。導くのは親です。

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