家庭学習で多いのは復習型です。
人間は1日の出来事の約70%は忘れます。
(24時間経過すると)
それが復習の大切さです。
《記憶の条件》
・思い出す。(おさらい)
・繰り返す。(反復)
・感情(おもしろい。くやしい。)
それを24時間以内
学校で教わった日にお家でおさらいが理想です。
しかし問題があります。
学校の授業の理解度です。
小学生で6割程度の理解。
中学生で3割程度の理解。
が現実でしょう。
先生の話がわからなければ
難しい、わからない、嫌い、となります。
それを復習する?
ハードルはかなり高くなります。
さらにハードルを高くしているのが
「わかったつもり」です。
一度習えば、わかったつもりになります。
「やらんでも、わかるし!」
となります。
本当は基本を固め、応用力も上げる!
そのチャンスなのです。
(ポピーでも難しい問題に挑戦させて下さい。)
復習型だけだと
なかなか勉強が進まない→忘れる→困る→イヤになる。
《効果あり!予習型学習》
進学高校へ進学したときの説明会では
「授業の予習を必ずして下さい。授業がわからなくなります!」
と言われます。
高校の授業は2倍速のスピードです。
だから、予習をしておかないとわからないからです。
中学校は?小学校は?
同じです。
勉強時間が短いだけで予習は必要です。
予習は授業をうける前の準備です。
「こんなこと習うんだ。こんな言葉がでるんだ。」
「ここは難しそうだな。」
わかって授業をうけると理解度が高まります!
余裕があるので先生の話の細かなところまで聞けます。
授業が2回目になるので復習にもなり
定着率も上がります。
授業がわかれば、勉強がカンタンになり宿題も復習も
進み、応用問題にも挑戦できます。
なにより
子供たちの心が変わります!
(勉強がわかる=楽しい!)
新学期で「予習型学習」をやっている様子です。
「理科の授業が死ぬほどわかった!(中学)」
「数学で問題ができて、みんなに天才と言われた!(中学)」
「勉強がカンタン。(新中1)」
「頭の良い子がわからないのに自分はわかった(小学)」
「先生に最近がんばっているんね!と言われた(小学)」
(授業態度がよくなり、積極的になった)
・・・・・
《学校の先生が「予習はやるな」?》
たまに、学校の先生が
「予習はしないでください」といったとか?
それは
先取りのことで、
公文など一部の系統だけを上の学年まで進めることです。
わかった気になり、先生の話を聞かないからです。
本当の「予習」は授業の準備です。
次の授業をより理解するためにやることで
勉強ではあたり前のことです。
ポピー(教科書準拠の教材)がないとできないので
まさかそんな勉強ができるご家庭があるとは
先生は思っていないのです。
中1社会では
「6大陸」「5大洋」「緯度」「経度」「本初子午線」「陸半球」「水半球」・・・
いろいろな言葉がでます。
はじめてその言葉を聞いたら
頭の中は???????かもしれません。
先生の話についていくこでいっぱいいっぱいです。
ポピーの[教科書のまとめ]を見ておけば
「本初子午線・・・イギリス、ロンドン、経度0度のところ」
となんとなくわかって授業を聞けます。