本の紹介67 *2016,4月に発行されたものです。最新版はお母さんタイムでお渡ししています。
新年度になりました
新しい園・学校へ入学した子どもたち、次の学年に進級した子どもたち、そして大人も職場や配属が変わった方。それぞれに期待や不安が渦巻くこの時期。1日の心の疲れを本で癒しませんか?絵本や児童書は大人にもよい効果をもたらします。
*この1ヶ月に読んだ本の中から数冊紹介します。
<絵本>
おべんとう 小西英子 福音館(2009,4)
初めてお弁当を持って幼稚園に行くお子様にお勧めします。おいしそうなお弁当に心もうきう
きします。
にゅーっするするする 長新太 福音館(1983,9)
にゅーっと出てきた手に捕まえられ、さあどこに?想像をふくらませる絵本です。
かえるごようじん ウィリアム・ビーさく たなかなおとやく セーラー出版(2009,1)
おばあさんは森の奥に住む魔物が怖くてかえるを見張りに。最後は?
ふしぎなバスに 筒井敬介作 井上洋介絵 あかね書房(1980,11)
かずひこ君は学校の帰りにいつものバスに乗りました。ところがいつもと違うところを走り出
したバス。
千ノ浦の又次 藤井裕子絵 志賀町立図書館再話 志賀町立図書館(2015,3)
庄九郎兵衛 藤井裕子絵 志賀町立図書館再話 志賀町立図書館(2015,3)
又次も庄九郎兵衛もちょっと抜けていてとんちもききます。楽しいお話しを志賀町の方言で書いてあります。
ホネホネたんけんたい 西澤真樹子監修・解説 大西成明写真 松田素子文 アリス館(2008,2)
いろいろな動物の骨の写真と骨の働きについてわかりやすく書かれています。子供向け解説もついています。
鳥の島 川端誠 BL出版(1997,11)
海の向こうにあこがれて1羽の鳥が飛び立ちました。しかし途中で力尽き海へと。ある年、そ
して次の年も。
希望の牧場 森絵都作 吉田尚令絵 岩崎書店(2014,9)
原発事故の後も福島で、殺処分を拒否して牛たちの世話をしている牛飼い。警戒区域内に取り残された「希望の牧場・ふくしま」のことをもとに作られた絵本です。
<低学年~>
こぐまのくまくん E・H・ミナリック文 モーリス・センダック絵 松岡享子訳 福音館(1972,6)
くまくんとお母さんの心温まるお話しが4つ。幼児さんには読み聞かせを。60ページ
ジャングルめがね 筒井康隆作 長尾みのる絵 小学館(1977,12)
かけると人がジャングルの動物に見える不思議なメガネ。このメガネのおかげで…。幼児さんには読み聞かせを。41ページ
はじめてのキャンプ 林明子 福音館(1984,6)
小さいなほちゃんは大きい子と一緒にキャンプへ。大きい子と同じようにできるかな?104ページ
<中学年~>
ふしぎな木の実の料理法 岡田淳 理論社(1994,12)
旅行中のバーバさんからスキッパーにポアポアという木の実が送られてきました。でも料理法を知りません。ポアポアの料理法を知っている人はいないかとスキッパーは…。192ページ
ぽけっとにいっぱい 今江祥智 理論社(1994,1)
心温まる短いお話を集めたものです。字が細かいですが低学年にも読める内容です。幼児には読み聞かせしてあげるとよいでしょう。204ページ
<中学生~>
口ぐせひとつでキミは変わる 夢をかなえる言葉のスイッチ 佐藤富雄 PHP研究所(2009,12)
いい言葉を使うとポジティブ思考になり夢もかなう、具体的な方法を簡単に説明しています。
大人の方にもお勧めします。119ページ
<大人向け>
「学力」の経済学 中室牧子 ディスカヴァー・トゥエンティワン(2015,6)
教育を経済学的な手法で分析しています。子育てにも参考になります。199ページ
<おまけ>
おかんメール1~4(おかんメール制作委員会編 扶桑社)
笑えます!自分もやっているなと思うこともあり、笑いが倍増しました。
(2016,4,10)
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