日々の思いを・・NO395~NO399

NO399 7月24日

通知簿渡しや個人面談など
子供たちの様子がわかる時期です。

通知簿はどうでしたか?
学校により書式が違いますが
大切なところは
「学習への意欲・関心」の項目です。
授業をしっかり聞いているか?がわかります。

勉強の意欲がない?
なぜ?
心が勉強から離れているのかもしれません。

夏休みに一緒に寄り添ってやるのが一番!
 スキーの嫌いな子に
 1人でスキー場へ行って練習?ないですね。
まず、一緒に!です。

夏休みサポート教室も連日開催しています。
参加者も30名を超えました。

サポート教室で注意している点は
「勉強のインプットとアウトプット」です。
※詳細は前のブログでアップしています。

カンタンにいうと
「覚えてから問題をやる!」
「覚える前に問題をやってはダメ!」です。
なぜなら
覚える前にやると
「わからん。意味不明。」となり
勉強がイヤ~になります。
そして
答えを写す作業になります。
(作業にやる気はありません)

親は「教科書で調べれば・・・」と言いますが
実はこれはレベルの高い子の学習方法です。

わからないところが少なく、「なんで?」と気になる子なら
教科書を見直して理解しようとしますが
多くの子は
教科書で答えを探して書き込むだけになり
手間と時間だけがかかることになります。

《理想の勉強方法》
得意な勉強はそのままどんどん進める。
(学校の課題や宿題など)
苦手な教科は
ポピーを使ってインプット!(覚える。やり方も)
それから
学校の課題をやる。

例えば・・・小学生や中学生で社会が苦手!
それなら
ポピーの資料を見て、赤い字・太い字をノートに書き出す!
(用語と用語を線で結ぶ)

織田信長 〇  VS  × 今川義元
           ↑
  |    (桶狭間の戦い)
  |    〇  VS  × 武田勝頼 
  |        ↑
  |-鉄砲 (長篠の戦) 
  |    〇   VS  × 比叡山延暦寺 ×一向一揆     
  |
  |(天下統一)
  |-安土城
  |-楽市楽座
  |-堺⇒自治都市  キリスト教保護 
  |
(死んだ)  ×    VS  〇明智光秀
         (本能寺の変)  |
豊臣秀吉  〇   VS  ×(死んだ)               
  
(中学ポピーの資料集からならこんな感じです)
 ※用語にメモを入れるさらにイイね。

ノートに書き出したら 
問題に挑戦!
 「スラスラ書ける!なんか違う!」(子供の感想)
 
8割以上書けるようになりますので、直しが少なくてよくなります。
「くやしい!」と思うので、答えの見方が良くなります。

(注意点)
子供によっては、書き出しに時間がかかりすぎる子もいます。
そんな子ほど、夏休みにやってほしいのですが
夏休みの宿題が終わらなくなるので
最低限「教科書を読んでから(音読)」「資料集にマーカー」をしてから
問題に突入!です。

(現実的な勉強)
現実は・・・宿題を終わらせたい!が子供たちの気持ち。
インプットも関係なく、宿題まっしぐら。・・・・

宿題を先にやる時は
「できた問題」「できない問題」がわかるように!
それが一番の注意点です。
そして
「できない問題」はお直しノートを作って
・なぜ間違えたのか ・注意点は ・もう一度やってみる
の3点を書いて進めます。
(ここでインプットをします)

そして、ポピーの同じ問題に挑戦して自信をつけます。
または
宿題(お直し含む)が終わってから、ポピーで仕上げる。
方法もあります。

ぜひ、ご家庭で一つ上の勉強のプランニングをお願いします。

例えば「漢字」
目標は・・・「漢字が読める。書ける。」です。
書ける漢字は書いて、書けない漢字は赤で直す。
これだけでは目標がなくなっています。
学校の宿題をやって、お直しして、ポピーで仕上げる!
これで目標達成!です。

最後に、とっても気になることがあります。
「音読」です。
問題はもちろん。解説も、計算も、漢字も・・・
声にだして読む!
夏休みに徹底して下さい。
勉強で苦労している子の共通点が
「音読しない」いや「できない」ことだからです。


NO398 7月21日

北陸地方も梅雨明け・・・
夏本番です。が・・・暑いです。

子供たちには楽しい夏休み!ですが・・・
宿題がある。

究極のやっつけ仕事にならないようにご注意下さい。

低学年で学童保育へ行かれているご家庭は
学童で宿題をやる子も多いようです。
(終わればいい・・・になってしまいます)
お家でしっかりチェックをお願いします。

そこでお約束を1つ!
「わかる問題」と「わからない問題」がわかるようにやる!
ことです。
例えば
「わからん!」になると
・答えを見る。
・友だちに聞く。
・教科書を見る。
・適当に書く。
どれかになります。

「わからない」を「わかる!」にすることが勉強ですね。
だから
「わからん!」ならそれをご家庭で解決してあげて下さい。
ポピーをおとりの方なら
ポピー8月号にやり方が書いてあります。

これは中学生でも同じです。
ある中3の子は
学校から出された課題をいっきにはじめて
答えを見て〇×をつけ、
間違えた問題は赤で答えを書き込んで
勉強した気になっています。

中3の受験生でもそうなってしまいます。
(長年の悪しき習慣です)

せめて、答えを見た問題は
もう一度やる!(ノートに)くらいは必要です。


最近の学校ワークは解答も丁寧になっています。
問題集もカンタンなものが採択されています。
間違えたら
しっかり答えを見てやり方を覚え(インプット)
もう一度やってみる。(アウトプット)

ポピーを含め2回3回はできないと・・・・。
そして
小学3年からの理科。
小学56年の社会。
もちろん中学生の理科社会。
覚えることはしっかり覚える!です。

小学6年の社会は歴史です。
夏休みは時間があるので
インターネットで遺跡を調べたり
歴史関係の本を読んだり・・・
興味心を育てることも夏休みだからできることです。

ある中3の女の子が
「わたし、歴史はキライだけど土方歳三は好き。」
と言っていました。
新撰組の副長ですね。写真を見るとたしかにイケ面です。
ならば
彼の所属していた新撰組って?
京都にいたのに、なぜ函館の五稜郭で死んだのか?
好きならそこを突破口に・・・幕末から明治がわかりますね。

ぜひ、受験生でない小学生、中学生には
そんな興味心を育てる勉強がイイですね。
それも夏休みだからできることです。



NO397 7月17日

いよいよ夏休みですね。
小学生は6回。中学生は2回受験の夏!
小学生なら6回しかない夏休みを有意義に過ごしたいですね。

 ブログ容量と見やすさで「bloggerいえサポ」も新設しています。

まず、「計画」ですね。
親子で楽しく計画する!そこからはじまっています。


よく「物事の成功は、段取り8割」と言います。
計画、準備で成功の8割が決まります。
無理のない計画を立てましょう。

(計画を考える順番(例))
①起床、就寝、食事、決まったこと(学童やクラブ活動、習い事など)
お手伝い(風呂掃除、玄関掃除、部屋掃除、花の水やり・・・)
③行事
新しい目標へ挑戦!(毎日の読書、日記、運動・・・)
⑤勉強時間、自由時間・・・
などです。
(勉強の計画)
まず、目標。(宿題は〇〇日までに終わらせる。〇〇を全部覚える!など)
そして、逆算。(1日〇ページやらないといけない)
(ポイント)
宿題は8月前半に終わるようする。
予備の日を作っておく。(計画が遅れたときのために)
そして
100円ショップなどで好きなシールを買って
できた日にシールを貼るといいですね。
(プラス)
勉強は声にだしてやる。(読むときは音読)
間違えたら間違えた理由を書いて、ノートにもう1回やる。
学校の宿題も、同じようにくり返す。
など勉強の技術を上げることも夏休みはいいですね。

小学56年や中学生は
「ワーク」⇒「ドリル」⇒「テスト」
(理解)   (練習)  (確認)
学習の基本形をしっかり身につけるようにしましょう。
「ワーク」は、インプット!覚えることです。(やり方、解き方も)
「ドリル」は、アウトプット!問題をやる!
「テスト」は、まとめ問題や確認テストなどをやります。
「ドリル」や「テスト」であやふやを発見したら
「ワーク(理解)」にもどって、「ドリル」「テスト」とループします。

なんか、面倒そう・・・・。難しそう・・・・。
カンタンに言えば
「覚えてから問題をやれ!」と言うことです。

例えば社会の歴史の勉強。
(悪いパターン)
多くの子は、宿題や問題集の問題を真っ先にはじめます。
「あーわからん!知らんし。意味不明。」
少しはじめると、イヤになります。
そして、答えを見て書き込んでいきます。
(罪悪感のある子は、教科書から答えを見つけて書き込みます)
全部、書き込めば
「はぁー。終わった。」(作業終了です)

ダメですね!
「勉強は覚えてから、問題です。」
インプット ・・・教科書や資料を読んで、流れをつかんで、覚えることは覚える。
アウトプット・・・その知識を使って問題に取り組む!

そして、インプットもアウトプットもやればやるほど技術(学力)が上がります。

今、テレビCMで流れている「勉強サプリ」はインプット?
ところが・・・
効果のあるのは成績上位の子供たちだけです。
殆どの子は、我慢強く理解しようと努力しながら動画を見ることができません。
(それなら、学校の授業がちゃんと聞けているはずです)
成績上位の子も
わかっていることは面倒くさい!のでこれも嫌がります。

体験をやった中学生の子は「30分で飽きた・・・」と教えてくれました。

やっぱり、「学問に王道なし」(王様でも特別な方法はない!)
ですね。

夏休みは学習の習慣をつけるには最適です!
無理のない学習を日々繰り返すことができるからです。

今年の夏休みは新習慣をゲットして下さいね。



NO396 7月14日

急に暑くなりましたね。
昨日は金沢で37度UP!
そんな時に事務所のエアコンがうんともすんとも・・・
がーん
お隣が電気工事の会社で外にいた社長に
「エアコンがうんともすんとも・・・」
すると
出入りのエアコンメーカーの人に電話して聞いてくれたり
通電しているか調べてくれたり。
結局、メーカーのサービスに修理依頼しかないね、
となったのですが
人に助けてもらって生きているんだな・・・とまた感謝です。

きっと「この暑い中大変だな」とこちらのを感じてくれたのでしょう。
心を感じる!
それが人と人の一番大切なことですね。
ところが
岩手県で中2の男の子が自殺してしまいました。
先生とのやりとりの報道を見ていると
男の子が書いたことにコメントは返しています。
方法は間違えていたかもしれませんが面談対応もしていたようです。
「やることはやった。」もしかすると先生はそう言うかもしれません。
でも、大切な命が失われたのです。
心ですね。
その子の苦しみを感じていればきっと対応が違っていました。

先生でも警察でも役人でも
本当にその人の心と共振していれば・・・
そう思う事件もたくさんあります。

ヒューマンエラーという言葉を聞きます。
人の質の低下により起こるミスだそうです。
それもきっと「心」がない作業や仕事からですね。

全家研北陸支部の対話主事先生に
感謝のお手紙や言葉をよくいただきます。
「こんなに丁寧に対応していただき・・・」

先生に「すばらしいことですね。ありがとうございます。」
とお伝えしたところ
「だって、我が子にもそんなときがあったから・・・」とサラリ。
心を感じているからできることですね。

まわりに良い人(良い心)がいると、心が豊かになり
自分もそうありたいと感じます。

子供たちのまわりの人って?

まず、親として子供にその心を伝えていますか?
成績を気にするより大切なことですね。
その子が成長したときにどんな人間になっているのでしょう?
まず、かえってくのが親に ですよ。

4歳頃のがまんする力が弱いと

16歳頃に家庭や学校で問題を抱えやすく、

学業成績も低迷しやすい

のだそうです。




NO395 7月10日

夏休みまであと1週間になりましたね。
(地区によって違いますが・・・)

学校では学期末テストの連続攻撃!
大丈夫!
ポピーの6月号には「学期末テスト」がついています。
しっかり「思い出し」をお願いします。

授業も1学期ラストスパート!
小6では分数の計算ですが
後半に「分数の倍・かけ算・わり算」があります。
「〇〇をもとにすると・・・」の文章問題です。
単位量あたりや割合にもつながっていて
子供たちが苦手な単元です。
遅れている学校は時間をかけないで進むことがあります。
「苦手」=「算数嫌い」になります。
そんな時は、しっかり学習の準備をして取り組ませて下さい。


小学生高学年、中学生になれば成績が気になりますね。
だから焦ってしまいます。

ある中学の子が
「英語がぜんぜんわからん!半分もテスト書けなかった。」
それで英語の復習をはじめると
You read ~
「readってなんや?読めん。」
残念ながら単語をまったく覚えていない様子です。
授業でも、課題でも、いえがくでも
覚えるチャンスは何回もあったはずです。
「だから、単語を覚えないといけないって言ったやろ!」
となります。
これは前回のテストの時と同じフレーズです。

まず、覚えようと思う心がないと覚えません。(心)
覚えようと思っても、時間をかけないといけません。(学習体力)
そして、練習してはじめてコツがわかります。(技術)
それが
学習の「心」「技」「体」です。
その「心」「技」「体」の力が学力です。

じゃ、どうすればいいの?無理なの?
現時点の対策は"続ける"ことです。
不完全な勉強でも、言ってもなかなかできないことでも
やり続け、言い続ける。諦めないことです。
それを続けていると
必ず"風"がふいてきます。
例えば
凧(たこ)あげと同じです。
風のない時に上へ上へ上げることはできません。
風を待つしかないですね。
無理にあげようとすると・・・
糸が切れて遠~いところへ行ってしまいます。
墜落することもあります。
そうなれば、良い風がふいてきてもあがりません。
微風の時はツンツンと糸を引いたり緩めたり・・・
無風の時は糸を持って走ることも必要です。
糸が切れないように、墜落しないように、
風がふくまであげ続けるのです。
(それが、子育て(家庭学習)です)
凧.jpg

もちろん凧にも性能があります。
「心」「技」「体」です。)
微風でもスイスイあがる凧にするなら
凧の性能をあげておけばイイですね。
方法は
幼児、小学低学年のいえがくです。
親子で楽しく学習することで「心」をつくり
毎日の学習の習慣で「体」をつくり
くり返すことで「技」を磨いておきます。
そうすれば
そよ風でもスイスイ高いところに登っています。
注意することは
逆風です!
学校や友達、家族・・・のトラブルで逆風がふくこともあります。
そこは風まかせじゃなく、手をかしてあげないといけません。
そして、もっと高くあげたい!親の欲です。
無理にあげようとすると
糸が切れたり、墜落もありますね。

実際の例では・・・
中3のこれからは必ず風がふきます。
(受験生だから!)
  糸が切れて遠~いところへ行った凧や
  墜落している凧以外は
風をうけて上がろうとします。・・・が・・・
穴だらけの凧やバランスの悪い凧は
そこでジタバタしているだけでなかなか上がりません。
(学習体力がないので、頑張りきれない・・・)

小5の時は勉強にもなかなか集中できず
成績もどうにか維持している状態。
ところが
小6になり、年齢が上がり体も成長し
風を感じることができたのでしょう。
少しずつ上昇をしはじめる子もいます。

中3の秋から5教科で100点以上上げる子が
何人かいました。
中3で上がるのなら、中1、中2で上げられなかったのか?
風がふいていない時は上がらないのです。

風は
本人や親、そして私たちにも
コントロールできません。
学校生活、社会生活、友達、人との出会い・・・
そして、その子の心の成長(感性)などが要因です。

昔は、いつも少しあがる風がふいていました。
学校の厳しさや家庭環境です。
今は、風が弱くなっています。逆風もふきます。
それだけ子育てが大変になってきているのです。
親としての技術も必要です。
(糸を引く強弱や凧自体の性能を良くする)

よい風がふいたときに
ググッーと上昇できるために
信じて家庭学習をやり続けて下さい。



























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