本の紹介50
*2014,10月に発行されたものです。最新版はお母さんタイムでお渡ししています。
読書の秋です
暑くも寒くもなく過ごしやすい季節です。夕暮れが早くなり夜の時間が長くなりました。1日10分家族で読書タイムを持ってみてはいかがでしょうか。
*この1ヶ月に読んだ本の中から数冊紹介します。
<絵本>
やさいのともだち 神沢利子文 石倉ヒロユキ絵 ひさかたチャイルド(2014,5)
いろいろな野菜がかわいい表情で出てきます。赤ちゃんから楽しめる本なので、紙は厚く角が丸くなっています。
かげのひこうき 五味太郎 偕成社(2014,)
飛行機の大きな影の中にいろいろな人や物が乗ってきます。どこまで飛んでいくのかな?
おふろでじゃぶじゃぶ フィリス・ゲイシャトー文 デイビッド・ウォーカー絵 福本友美子訳 岩崎書店(2014,8)
毎日泥んこ、絵の具だらけと汚れてばかりのうさぎのぼうや。でも大丈夫。お母さんがやさしくお風呂に入れてくれるから。小さい子から楽しめます。
ぎゅっ ジェズ・オールバラ 徳間書店(2000,11)
子ザルのジョジョは、動物の親子たちがハグしているのを見て寂しくなってしまいます。ほとんど字のない絵本ですが心がほんわかとしてきます。
ぺっこぺこヒグマ ニック・ブランド作 あべ弘士訳 クレヨンハウス(2014,5)
腹ぺこのヒグマが釣りをしています。釣れたのはなんとシロクマが乗った氷。
どんぐり エドワード・ギブス作 谷川俊太郎訳 光村教育図書(2014,2)
「お願い今は食べないで。今にもっとおいしくなるから。」小さな黄色いどんぐりは動物たちに頼みます。そして…。
ヘリコプターのぷるたくん 鎌田歩 小学館(2014,7)
ぷるたくんは新米のレスキューヘリコプターです。初めての出動で目が回ってフラフラになったぷるたくんですが…。
かしの木の子もりうた ロバート・マンチ原作 細谷亮太文 いせひでこ絵 岩崎書店(2014,3)
Love you foreverとしてよく知られたお話しです。いつまでも変わらない親の子を思う気持ちがいせひでこの美しい絵とともに描かれています。
シロナガスクジラより大きいものっているの?
ロバート・E・ウェルズさく せなあいこやく 評論社(1999,4)
地球上で一番大きい生き物のシロナガスクジラを100匹ずつ瓶に入れて積み重ねると…?これは生き物の絵本ではなく宇宙について考える絵本です。小学生以上に。
終わらない夜 セーラ・L・トムソン文 ロブ・ゴンサルヴェス絵 金原瑞人訳 ほるぷ出版(2005,8)
原書名IMAGINE A NIGHT。幻想的なだまし絵に引き込まれていきます。小学生以上に。
僕は46億歳。 豊田充穂作・絵 杉田精司監修 学研教育出版(2013,12)
46億年を1年間に置き換えた地球史カレンダーです。大人向けの説明も加えられています。
小学生以上向けです。
<小学校中学年~>
ライジング父さん くすのきしげのり フレーベル館(2012,11)
脳梗塞で倒れたシンイチの父さんの回復を願って少しずつ石を並べて行きます。男の子が病気の父親と向き合って成長していく姿を描いています。191ページ
親子で楽しむ!わくわく数の世界の大冒険 入門 桜井進 日本図書センター(2014,2)
不思議な数の仕組みや計算がたくさん。大人も子供も楽しめます。71ページ
<小学校高学年~>
十代のきみたちへーぜひ読んでほしい憲法の本 日野原重明 冨山房インターナショナル(2014,5)
“いのちをまもる”日本国憲法について若い人たちに考えてほしいという思いが込められています。日本国憲法全文も掲載されています。親子で読むことをお勧めします。133ページ
<中学生~>
昆虫部 椙本孝思 幻冬舎(2010,5)
クラスになじめない俺が校庭のベンチで一人で昼食を食べているときに一人の女子生徒から声をかけられます。そしていつの間にか昆虫部と係るようになります。いろいろな昆虫の説明もあり楽しく読めます。354ページ
<高校生~>
よう知らんけど日記 柴崎友香 京阪神エルマガジン社(20103,9)
東京に住んでいる大阪出身の著者が大阪弁で綴った日々の思いです。東京と大阪ってこんなに違うんだと新たな発見があります。255ページ
<大人向け>
ぼくには数字が風景に見える ダニエル・タメット著 古屋美登里訳 講談社(2007,6)
アスペルガー症候群、サヴァン症候群である筆者が幼少期から今までの行動や思いをつづった本です。発達障害といわれる人々の感じ方などを知ることができます。270ページ
本の紹介も50回を迎えました。子育て中のお母さんに少しでも本を読んでもらいたい思いで始めた本の紹介。毎回楽しみにしてくださる方がいたこと、「この本よかったよ」と教えて頂いたことなどが続ける励みになりました。この紹介が本を読むきっかけになってくれたらと願いつつこれからも続けていきたいと思います。
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