“対話主事便り”より8
*ポピーのモニターのお仕事をされている方向けにお渡ししている毎月の情報から、子育て中の皆さんにも読んでいただきたい記事を紹介します。
*今回は2015年8月と2015年9月に掲載されたものから抜粋、手直ししてお届けします。
<見える学力よりも見えない学力を>
今までかかわってきた多くの子供たちを見ていて感じることです。10歳以上で勉強のできる子供たちのご家庭の多くは、勉強以外のところでの子どもの興味関心を伸ばすことをしています。
親子で楽しく遊ぶこともその一つです。親子で外遊びを楽しむ、一緒に絵本を読むなども積極的にしています。幼児向けの学習教室、勉強重視の幼稚園・保育園に通っていた子たちよりも学力が伸びている場合が多いものです。(幼児期の教育の結果は10年後に表れます)
小学校へ入ってからも、学校の勉強以外のところで、子どもが疑問に思ったことに親も真剣になって考えています。そして一緒に本やネットで調べたりしています。これが、中学生以上になってからのわからない時にどうするかを調べる力になっていきます。学校の勉強とは直接結びつかない本などを喜んで使うお宅は何もしなくても「なんだか知らないけどうちの子できる」と言います。
高学年以上では、楽しい会話や親子で出かけたり家事をするお宅の子は入試前の追い込みで力を発揮します。見えない学力ではありませんが、わからないところは「一緒に考えよう」というだけで子どもはやる気を出します。
見えない学力を育てる方が成績も人間力もアップ
<夜空の楽しみ>
何年振りかにカシオペア座、天の川を見ることができました。感激しました。梅雨明け翌日の未明、澄んだ空に月明かりもなく(月の入は前日夜10時頃)満天の星空に思わず星座盤を出してきました。再び空を見上げた時には夜明けも近づき東の空が明るくなり始め、星もうっすらとしか見えなくなっていて残念な思いをしました。
秋になると空気も澄んできます。天気の良い夜に星空を眺めて思いをはせてみませんか?(お子様がいらっしゃるスタッフの方はぜひ親子で!)
参考までに、月の出・月の入が日の出・日の入りの時刻とほぼ同じになる頃(2015年は10/13頃)は星がよく見えます。日没とほぼ同じ時刻に月が出る満月の頃(2015年は10/28頃)は星がよく見えないので月の観察をお勧めします。また、夜よりも夜明け前の方が街の明かりが少ないので星や月が見やすいと思います。
<勉強をさせる> 北陸中日新聞2015,2,6 子どもってワケわからん!(岡崎勝)より
家でしっかり勉強させたいというのは「永遠の課題」です。でもなかなかうまくいかないのが現実です。そこで「学習塾にでも行かせよう」ということになりますが、なかなか効果が出ないことが多いのです。
勉強はしかたないからやるときもある。→宿題・課題・テスト勉強など
やる気がなくても、しょうがない。けれど、孤独にやらねばならないときもあるのだ。→テスト勉強・受験勉強など
たとえ塾を利用したとしても、独りで黙々とやらなければいけないことはあります。(漢字・単語練習や社会や理科の暗記など)
親としては「学校の成績だけが人生じゃない」という確信と、「学校の勉強は面倒で、しんどいときがあって当たり前」という覚悟が必要ですね。
斜体は新聞からの引用
<夏休みの思い出>
この夏、ご家族での思い出がたくさんできた方も多いことと思います。
私は学生時代以来の○○年ぶりに列車での旅行を計画しました。航空機で行けば空港までの移動時間も含めて4時間で行けるところを23時間かけて行きました。行先は札幌。帰りは、函館と三内丸山遺跡(青森市)、弘前に寄りました。仕事や家事の合間に1か月半かけて調べ計画しました。大変でしたがいろいろ考えながら調べることはよい経験となりました。
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